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895 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/06/01(月) 15:25:02 ID:1wIAWdv90
14年前、六甲のとある住宅地で起きた事件。

当時出来たばかりの大型スーパージャスコ。
夕方は買い物客の主婦たちや、横の公園からジャスコの駐車場まで入り込んで遊んでいる子供たちで賑やかな様子。
俺と友達グループも駐車場の段差の縁に腰掛けて、カードを交換する遊びに夢中になっていた。
すると外の道から駐車場に入る入り口付近から、「ギャーーー!!!ギャッッ!!ギャッ!!!ギャーーーー!!!」
というものすごい叫びが聞こえてきた。子供ながらに瞬時に「事故か!!」と皆で振り向くも、
「ギャギャッ!!!ヒャーーー!!!!」「ワッ!!ワッ!!!」「ヒャーー!!!キャーー!!!」
と異常な悲鳴が伝播していく様子に、俺たちも他の客も一瞬凍り付く。
近くにいた警備員が周りに向かって「だめ!!はなれて!!はなれて!!!」と大声で呼びかける。店員が何人かでてきて、ある者は立ちすくみ、
若い女性店員やパートのおばさんは悲鳴の渦に加わる様に叫び始める。
近寄っていいのか、逃げた方がいいのか、判断が付く前に何人もの店員や居合わせた男性に「ここから出なさい!!家に帰って!早く!!」と怒鳴られ、
俺たちはカードをこぼしこぼししつつ、起こっている出来事じゃなく、生まれて初めて見る大人が心底怯える様子に恐怖し、その場から逃げ出した。

後半へ



896 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/06/01(月) 15:27:14 ID:1wIAWdv90
当時テレビでも取り上げられてた記憶があるんだが、 近所に住む老女が、数ヶ月前に夫に病死されたのだが、
どうしていいのか判断が付かなかったらしく、 やがて遺体が痛み、首と胴体が離れたのをきっかけに「死亡届けを医者に書いてもらおうと思った」と
近所のスーパーマーケットの駐車場で山一つ向こうの総合病院まで乗せていってくれる人はいないかと相談に訪れたのだった。
老婆は小さな肩掛け鞄の中に失効した夫の免許証と現金千円(後に線香代と話す)、
そして空いた両手で胴体から自然脱落した夫の頭部を抱えて駐車場へと入り、 「どなたか病院へお願いできませんか」と周囲へ声をかけたのだった。
なお彼女の自宅は電話とガスが停められた状態で、彼女自身知人もなく生活保護のみに細々と頼り、 弱りに弱ったすえでの行動だったのであろう。
未だに俺は実家に帰ると、あの駐車場を通りかかると、胸に慄然とした恐怖を覚える。
直接見たわけではない出来事。その事よりも、
大人たちが恐怖に叫び続けるあの夏の夕方の赤い湿った時間が、
今でも胸にこびりついている


06.05 (Fri) 03:28 [ 怖い ] CM12. TOP▲

675 名前:親切な先輩1/4[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 12:59:54 ID:LS2R9xbv0
友人から聞いた話。

サークル仲間に無理やり参加させられた合コンは、予想通り
人数合わせの様で、仲間の二人は合コンというより初めから
カップルで参加していて、相手の男が連れて来たのもさえない
人数合わせの様で、全くK子さんの趣味に合わなかった。

カラオケでも行こう、という二人の誘いを断ったK子さんは
居酒屋を出て、駅へ向かおうとしていると
『二次会は行かないの?』
と声を掛けられた。

同席していたSだった。同じ大学の先輩だと名乗ったSは
かなりの美人で、男たちの注目を集めていたのを思い出した。
Sの誘いでもう少し飲んでいこうという事になり、駅前の
居酒屋に入った。
『K子さん、T県出身なんだって?』

合コンの失敗をネタに盛り上がっているとSが言った。

『さっき自己紹介で言ってたでしょ。夏休みはT県に帰るの?』

二日後からは夏休みだった。
どうしようか未だ決めていない、旅費が結構掛かるから、と
K子さんが答えると、SはT県のハイキングコースのゴミ拾いの
ボランティアが有るので参加しないか?と言った。



676 名前:親切な先輩2/4[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 13:00:58 ID:LS2R9xbv0
Sが所属しているアウトドア愛好会グループは
バーベキューキャンプを予定しており、T県のその
ハイキングコースにあるキャンプ場のオーナーと
契約して、ハイキングコースのゴミ拾いのボランティア
を行う代わりにキャンプ場を無料で使用させて貰える。
しかもバーベキューの食材も提供してもらえるとの事だった。

『どう?ボランティアだからバイト代は出ないけど、行きは
私の車で一緒に行けば旅費も掛からないしね。ただ、私達は
その後の予定があるから、帰りはK子さん、自分で何とか
してもらわなければならないけど』

実家には2年くらい戻っていない。かなり旅費が掛かるので
今年も行かない予定だった。
確かに片道分の旅費で済むし、野外でバーべキューというのも
楽しそうだ。

「じゃあ、行こうかな」

K子さんが答えると、Sは言った。

『そう。じゃ、明後日の朝7時に学校の前で待ち合せしましょう』

K子さんは携帯番号を教えてもらい、Sと別れた。



677 名前:親切な先輩3/4[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 13:02:01 ID:LS2R9xbv0
翌日。部屋の掃除と洗濯を済ませて、明日の準備を
していると携帯に電話が掛かって来た。実家からだった。

久しぶりの帰省に喜ぶ母親に、明日は近くのキャンプ場で
友達と泊まってから、翌日に家に向かう事を告げると
キャンプ場なんて有ったかしら?と言う。

ハイキングコースのゴミ拾いのボランティアの事を説明して
その近くだと言うと、ハイキングコースなんて無いだろうと
言う。

『お前、忘れたの?あそこはセメント工場のハゲ山だったでしょう』

そう言われたK子さんは、子供の頃に電車から見えた、木のない
削り取られた灰色の山々をハッキリと思いだした。



678 名前:親切な先輩4/4[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 13:02:51 ID:LS2R9xbv0
Sに電話して問い合わせるのもためらわれたK子さんは
サークル仲間に電話して、Sの事を聞いてみた。

『ああ、あの合コンのきれいなお姉さん?』

サークル仲間によると、みんなSとはあの時が初対面で
幹事役が聞いたところだと、都合が悪くなった女の子の
代理で来たと言っていたという。
じゃ、その都合が悪くなった女の子は?と聞くと
友達の友達とかいう人で、良くは知らないし、携帯とかの
番号も聞いていない。

翌日の待ち合せにはK子さんは行かなかった。
Sから電話が有ったらどうしようか?と怖かったが、電話は
掛かって来なかった。
友達と一緒にSの携帯に電話してみると、何度掛けても
呼び出し音が鳴り続けるだけで、二日後には通話不能と
なった。

調べてみると、Sの言っていたハイキングコースなど無く
キャンプ場も存在していない事がわかった。

学校に問い合わせると、Sという生徒は在籍していなかった。
都合が悪くなったという女の子も未だに見つかっていない。


06.04 (Thu) 18:01 [ 怖い ] CM4. TOP▲

610 名前:ゆうちゃん&トミー(1/7)[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 03:27:01 ID:NUzskH9Q0
以下の話は創作ではなく実話なんですが、
名前や場景から実際の場所や人物が特定されないよう若干表現を歪めてあります。
また長文が苦手な方は、誠に勝手ではありますがスルー願います。

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中学生時代の友達で「ゆうちゃん」というヤツがいた。
彼は直感が優れていて、何かの危険が迫っていると「嫌な感じがする」と呟き、
さりげなく回避行動に出られるタイプの男だった。

俺達も何度となくこの不思議な直感に助けられていたので、
彼がこのような言葉を呟いた時にはよく話を聞き、
これから起こそうとしていた行動を自粛したり、
予定を変更することが度々あった。

そんなある時、俺らの遊び仲間に新たな仲間が加わった。
東京から家庭の事情で引っ越してきた「トミー」という男で、
成績もよく上品な奴だったのだが、
なぜか粗野で成績の悪い俺らのグループにサラッと溶け込んできたのだ。
最初は違和感もあったが俺らもトミーを快く仲間として受け入れた。

トミーは自称霊感のあるタイプだとかで、
はっきり見えるわけではないものの、
時々強く嫌な気配を感じたりしていたらしい。



611 名前:ゆうちゃん&トミー(2/7)[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 03:27:59 ID:NUzskH9Q0
俺達にはよくわからないものの、
霊的な部分で危険が迫っている場合は直ちに警告を出してくれていた。
ただ、正直俺らは霊感というものについて、
どうも今ひとつピンと来ていなかった。

ゆうちゃんの感じる直感的な危険とは少々違うものらしく、
ゆうちゃんとトミーが一緒にいても同じタイミングで
二人が同時に危険を感じることはあまりなかったのだ。

俺らは学校がある日はもちろん、
学校が休みの日も可能な限り集まって一緒に遊んでいたのだが、
二人が口を揃えて「嫌な感じがする」と言ったことは、ほとんど無かったと思う。
あの時までは…。

ある休日の午前中、俺らは例によって集まった後、
自転車で近くのサイクリングコースへ出かけることにした。

このサイクリングコースは川沿いに設けられたもので、
しばらく進むと山が切り崩されたような形の土の崖が出てくるので、
崖の近くに自転車を止めてよじ登り、
段ボールをソリ代わりに滑り降りたりして遊ぶことがあったのだ。

時折通りかかる大人が大声で「ここの崖は崩れるから危ないぞ」などと
注意してくるのだが、俺達はお構いなしだった。


06.01 (Mon) 20:22 [ 怖い ] CM3. TOP▲