921 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2012/03/21(水) 15:37:31.57 ID:TsuTB+8M0
朝の通勤電車をある地方駅のホームでで待ってたんだが、
何気なくベンチに目をやると和服の上に毛皮のオーバーを羽織った爺さんが
深く腰掛けて大きく背もたれにもたれている姿が目についた。
茶色っぽいマフラーをぐるぐる顔にまで巻き付けて、鼻より上しか見えない。
出ている額はすごくしわ深くて薄くなった白髪がきちっとなでつけられている。

自分は5mくらい離れたところにいたんだが、
なぜかその爺さんのことが気になって目を離すことができずずっと見ていると、
電車が入るという駅のアナウンスがあって、
すると爺さんは横に立てかけていたステッキをとると、
右手に持って前方斜めに突き出し、チョンチョンと前に押すような仕草をした。
そのステッキの先には通学の女子高生が一人でいて
寒そうな足で携帯をいじってたんだが、
急にがくんと腰が砕けたようになると、
つつつと前につんのめって、そのまま両手を拡げて線路に落ち、
そこに列車が走り込んだ。

ホームは騒然となって、乗客が列車の下をホームからのぞき込んだり、
駅員も走って駆けつけてきたが、
自分は呆然としてその場を動けずにいたが、
ふと我に返ってベンチを見ると爺さんの姿がない。

その時自分のすぐ後ろから急に声がして、
「お前見てただろ、死神なんかじゃないぞ。
念動力だ。・・・わたしは肺ガンでな、もう長いことはないから、死ぬまでに
若い人をもう何人か道連れにさせてもらうよ。」
と言われた。

05.15 (Tue) 01:23 [ 怖い ] CM6. TOP▲

490 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2012/03/10(土) 17:48:46.07 ID:Z7X/5bee0
もうだいぶ前の話
買い物の帰りに姉を見かけちょっと脅かそうと思って後をつけて行った
姉はどんどん進んで行ってふと気付くとまったく知らない道だった
引き返すことも出来ずただ後を追うとトンネルに入った
またこのトンネルがえらく長くて出口は見えるのにいつまで歩いても出られない
それどころか姉にもたどり着けなかった
その内姉も見えなくなりひたすら歩くだけ
トンネルに入って2時間はいたと思っていたのに外は明るいまま
もう戻れないと思い途方に暮れて泣いていると後ろから誰か走って来た
そこでなぜか助かると思わずに走って逃げてしまった
すると急に前のトンネルの穴が明るくなり思い切り走るとついに外に出ることが出来た
周りの景色を見るとまったく知らないところでひまわり畑の一本道だけ
一本道を抜けると田園が広がる田舎だった
農家の人の家に上がらせてもらい家へ電話すると現在は使われていなかった
事情を話して警察へ行くとまったく違うところへ住んでいた
日付や年や県も変わっていないが何もかも分からなかった
ずっと住んでいたことになっているが見たことのない風景だったし
地域の人やクラスメイトの顔も店も学校も分からない
それどころか文字やいろいろな物にも違和感を覚えた
しかも両親はいるが姉はいなかった
結局何だったのかはさっぱりだけどこれが私が体験した一番怖い話


05.04 (Fri) 23:20 [ 怖い ] CM6. TOP▲

529 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2012/04/24(火) 19:05:32.17 ID:0vY9T0C0O
昔、10代の時でまだしていい事、悪い事の分別もつかない時の話。
中学を出て、高校も行かず、仕事もせずにツレとブラブラ遊び回ってた。
いつものようにツレから連絡があり、今から肝試しに行こうとなった。
俺は昔から、そういった事は全く信じておらず、怖い物など無いと、言ってのけていた。
二つ返事で了解し、ツレが迎えに来て、さっそく肝試しに向かう事になった。
場所は割と近い山の中のトンネルだった。

メンバーは血の気が多くリーダーシップのあるTと10代と言うのにすでに威厳のあるMと多少幽霊関係にビビり気味の超絶イケメンSの4人で行く事になった。

皆、霊感何て物は無く、S以外は幽霊何ていないと余裕で心霊スポットに向かっていた。
今考えたら、これが間違いだった。



533 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2012/04/24(火) 19:27:43.01 ID:0vY9T0C0O
その山までは1時間もかからずに着いた、道中は何も無かったが、山中の丁度カーブ辺りに花が供えてあったのを見て背筋に悪寒が走り、何か忘れてると考えたのを覚えている。

無事にトンネル前の駐車場に着き、トンネルには直接入れない為、駐車場に止めて、そこから四人で歩いて行った。
幽霊など信じてはいなかったが、やはり夜中の山道は気味が悪く、嫌な位静かだった。
そんな中無理に盛り上げようとTが崖落ち防止のガードレールを蹴り上げながら、声を張り上げていた。
T「全然対した事無いやろ、暗いだけ」
俺「本当だね、全然対した事無いし、拍子抜けだ」
S「いやいや、充分怖いし、もう帰りたい」

そんなたわいない会話をしながら歩くと、すぐに目的のトンネル前に着いた。
息巻いて来たはいいが、トンネルの入口の時点で圧倒される程に嫌な雰囲気だった。
トンネルはまるで侵入者を拒むように、もしくは中にいる者を出さないようにデカイブロックで封鎖されていた。
流石に誰が行くと雰囲気にもなれずにタジタジでいると、血の気の多いTが言い出した。
T「お前らビビってる?情けないね、俺が行くわ」
ここで行かなかったらビビり確定、それだけは避けたかった俺は思ってもない事を言ってしまった。
俺「ビビるはずないだろ、俺が一人で行って来るから待っとけ」
本当に後悔した。

T「お前は男だな、ヨシ行け」
この時ばかりはTを恨んだ、本当に零感の俺でもヤバイ雰囲気ムンムンだったから。
しかし一回言った事なので後には引けず、ブロックの隙間から一人、吹き抜ける暗闇に侵入した。



04.29 (Sun) 01:39 [ 怖い ] CM6. TOP▲