808 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2012/10/18(木) 04:58:32.45 ID:az0P9KEB0
バイクで一人夕方から朝方にかけてたまに走りに行ってた時、真夜中にナビにつられて知らない峠道を走ることになった。
爆音とか走り屋じゃなくて、静かなソロツーリングでなんとなく山の方をゆったり流してた。

まあ夜中に走る事が多くて山道メインだから、峠道も注意して安全に走ってたんだけど、曲がりにくい坂道の急カーブを抜けた先で何かゾワッとした。
山の寒さを超える寒気と悪寒。
直後に突然エンストした。

エンストするミスなんてしてないし、ガソリンもまだある。
突然の真っ暗闇、あれ?ライトも消えている。
キーをoffにしてONに入れるもライトが点かない。
頭が真っ白になり少しパニックになったが、取りあえずバイクを降りて端に寄せた。
携帯を取り出してライト代わりに使ってバイクの確認をするが、正直こんな時にどこを診ればいいか解らない。
バッテリーを疑ったけど、流石に突然ライトすら点かなくなるほどはないだろうと思った。
ならライトの電球切れか?
キーをONにして、ローからハイにしてみるも点かない。
その時までパニックで気がつかなかったけど、キーONにした時の作動確認の動作も見られない。
バッテリーから繋がってるケーブルが切れたのか?



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11.08 (Thu) 22:55 [ 怖い ] CM16. TOP▲

915 名前:子供[sage] 投稿日:2012/07/10(火) 01:35:53.01 ID:COnTfSmE0
あんま怖くないかも知れんが、俺自身は凄く怖かったって話し。
長いので暇な人だけ読んで下さい。

九州の南部に住んでるんだけど、去年の8月の半ば位に暇潰しに友人4人(男TとU2人、女RとK2人)とで肝試しをする事にした。
県内の山の中にあるS病院跡が割と有名らしく、夜の9時半位に家を出て俺の車で向かった。
病院跡の周辺には民家も何も無いって話しだったから、途中にあるコンビニに立ち寄って缶ビールやジュースやら菓子やら花火なんかを買い込んだ。
買い物が終わって店を出た駐車場で偶然、別の友人グループとバッタリ出食わした。
んでその場で駄弁ってる内に盛り上がっちゃったのね。
今買ったばかりのビールにジュースに袋菓子や唐揚げを食いながらで物凄く楽しかった。

そこのコンビニは郊外にあって、出来てまだ半年か1年位でまだ新しく、タクシーの待機所も兼ねていて、タクシーの運転手が2人、車外に出て世間話をしてた。
携帯でメールしててふっと横に目をやると、その内の1人の運転手のオッサンが話しながらこっちをチラチラ見てる。
目が合った途端、オッサンの方から顔を逸らしたけど、又直ぐにこっちを見てんのが分る。
コンビニの入り口から少し近いトコに集まって喋ってたもんだから、あー、ひょっとして俺達のこと邪魔とか思ってんだろうなーって。

そこで改めて周り見ると、いつの間にか駐車場に俺達と似たようなグループが2、3組み程増えてて、広めの駐車場が人でごった返してたのね。
これはヤベーわと思ってたら、案の定それから直ぐにパトカーが1台駐車場に入ってきて、スピーカーで「君達すぐに解散しなさい」って言って来た。



08.11 (Sat) 22:22 [ 怖い ] CM13. TOP▲

406 名前:忍者ごっこ禁止令[sage] 投稿日:2012/06/14(木) 10:32:12.35 ID:pMTBw4mD0
私が保育園児だった頃の話
両親は共働きで朝早くから出ていたので、私を保育園まで送るのは当時存命であった祖母の役目だった。
祖母が化粧をしている間に暇を持て余した私はしばしば「忍者ごっこ」で遊んでいた。

なんて事は無い、祖母の部屋のふすまを開けてその前の廊下を走って往復するだけの遊びだ。ドタドタ廊下を走りまわっては、「今の見えた?」などと祖母に聞いていた。
そもそも祖母は廊下に背を向けて化粧をしていたため、私の方を見てはいなかったのだが、飽きもせず走り回る私に付き合い「見えなかったよ。今日の忍者さんは足が速かったねぇ」などと言ってくれていた。

ある日祖母から、忍者ごっこをやめなさい、と言われた。
理由を聞くと床が傷むとか、仏間につながる廊下だからうるさくしたらいけない、とかそういう理由だったのだが、なかなか言う事を聞かない私に祖母はこう言った。

「そこの廊下は私ちゃんが忍者ごっこをしていない時でも時々誰かがおなじような事をしている。私ちゃんは廊下を行ったり来たりするけど、その忍者はいつも仏間の方に行ったきり帰ってこない。私ちゃんもいつかそうなってしまう気がして。」

そういえば、なんでこんな遊びをしようと思ったのかすら、私には分からない。


07.16 (Mon) 16:26 [ 怖い ] CM9. TOP▲

857 名前:1[sage] 投稿日:2012/04/29(日) 20:38:15.16 ID:xwR1mIdl0
去年の11月末頃のことを。
その日俺はバイトのシフトが入っていたので、大学から直でバイト先に向かった。
そしていつも通り仕事をしていると、店の外にチラッとなんか変な物が見えた。
色は白に近い灰色、人の形をしているのだが胴体や手足頭はあるけど他に体の凹凸
みたいな物が何も無くのっぺりしている。服を着ているようにも見えないけれど、
色の事もあって全裸という感じでも無さそう、そんな感じの奇妙な物体が店の
前を通り過ぎていく。

「うわなんだあれ」と思った俺は、まだ客も少ない時間だった事もあり外へ
出てそれを確認してみると、やはり人のような形はしているが人では無さそうで、
自分の真横を通り過ぎたので顔も見えたのだが、頭はあるけどのっぺらぼうの
ように目鼻口も髪の毛も何もない。
かといって前身タイツを着ているような感じでもない。

俺は急いで店の中に戻り、丁度近くにいた店長に「なんかすげーのいるんすけど!」
と店長を外に連れ出して見せたのだが、どうも店長には見えていないらしく「お前
何言ってんだ?」的な目で見られてしまった。
というより、こんなものが外を歩いていたらみんな注目するはずなのだが、そもそも
騒いでいるのは俺だけっぽく、どうやらその場の他の人には見えていないようだった。



858 名前:2[sage] 投稿日:2012/04/29(日) 20:38:56.78 ID:xwR1mIdl0
>>857の続き

その後もバイトの何人かに聞いてみたのだが、やはり俺以外には見えていない
らしく、そのうち俺がおかしくなったと思われてしまったのだろう、店長が「お前
最近レポート忙しくて大変だとか言ってたよな?別にクビにするとかじゃないから、
暫らく休みを取るか?」とまで言われてかなり心配されてしまった。

このままだと俺は頭のおかしいやつだと思われてしまう。そもそもあれは見る限り
こっちに危害を加えてくるような物でも無さそうだし、それにこっちに干渉してくる
様子もない。もしかしたら本当に俺が幻覚かなにかを見ているだけなのかもしれない
ので、とりあえずは「見えても気にしない」ようにする事にし、店長その他には
「ただの冗談だから気にしないで」的な事を言ってお茶を濁してその場は納めた。

それから数日、俺は「見えないふり」を続け気にしないようにしていたのだが、
俺とは違う曜日にバイトに入っている高校生のA君が、バイトの終る時間に
やってきてこう言い出した。
「○○さん、なんか変な物が見えるって言ってたらしいけど、それってどんなの
だったんですか?」と。

「今更蒸し返すのかよw」「なにこれ?新手の嫌がらせ?」と思った俺は苦笑いしながら
「あーあれ冗談だから、あんまマジにならんでくれよ」と返すと、A君は真面目な顔で「いや、
おかしなやつだと思われるから黙ってたんだけど、実は俺も数日前から変な人みたいなの
見えるんですけど…」と言い出した。
嘘をついている様子もなく、話を聞いてみると細部まで俺の見た物と同じ、更にA君
が言うにはどうもあれはただ道を歩いているのではなく、特定の人の後をついて行っている
ようだとの事だった。

続く



06.15 (Fri) 00:51 [ 怖い ] CM7. TOP▲

525 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/05/17(日) 05:48:04 ID:Bf2WcP0v0
俺の友達に変なやつがいる、そいつの話を。

そいつは女なんだが、なんと言えば良いのか、とにかく不思議な感じのするやつで、
けっこうかわいいので最初俺は付き合いたいと思い色々しようとしたが、なぜか
雰囲気的にできずいつの間にか普通の友達みたいになっていた。

その子が去年の11月に俺のアパートに遊びに来ていた時のこと。最初はゲームとかやっていたが
途中で飽きてしまい、何となくテレビをつけてみていた。特に面白いものがやってるわけ
でもなく、ぼーっと見ていると、そいつが独り言のようにボツリと「あ…この人もだ」と言い
出した。

俺は殆どテレビを見ないので良く解らないが、どうも今映っている若手らしいお笑い芸人
の事を言っているようで、俺は「何が?」と聞き返した。すると彼女は、最初「何でも無いからw」
と笑って誤魔化していたんだが、俺は暇だった事もあり話題が欲しくてしつこく聞いてみた。
すると渋々こんな話をし始めた。

「こんな事言うと変な人に思われるかも知れないけど、むかしから特定の人に変なものが
見えるときあるんだ。高校生の頃まではほんとに極稀な感じだったんだけど、最近その変な
ものが良く見える、今の人にもそれが見えた」

俺は意味が解らず「それってよく言う霊感みたいなやつか?」と聞くと、彼女は「そうなのかな?
幽霊とかは見た事無いんだけど…」と言葉を濁した。
俺はその時は結構どうでもよくて、まあ話のタネになればと思い詳しく聞いてみると、彼女
が見えるのは人型の何かとか黒いモヤとか、そういう「よくある」ものではなく、たまに人の
背中から生えている木?のようなものが見えるときがあるらしい。

彼女はそこまで話すと、突然ハッとした顔をして「信じなくて良いよw忘れてw」と笑いながら言い、
その話をもう終わりとばかりに友達呼んで夕飯でも食べに行こうと言い出した。
何か雰囲気的に「それ以上その事を追求しないでくれ」と言っているようで、俺はまあいいか
とその話をするのを止めた。



526 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/05/17(日) 05:49:42 ID:Bf2WcP0v0
携帯で何人かの友達を呼んでファミレスで飯を食い、まだ時間あるしカラオケでも行くか?と
ファミレスの外で話していると、その彼女が人ごみの方を見て「あ…」と呟いた。結構大きな
声だったため、みんなその方向に注目していると。突然道を歩いていた高そうなスーツを着た
サラリーマン風の人が、よろよろとし始めそのまま道に倒れた。
周囲は大騒ぎとなり、救急車が呼ばれてその男の人はそのまま運ばれていった。
その一部始終を見終わった辺りの頃、女友達の一人がその子に「また見えたんだ…気に
しないでいいよ、○○(彼女の名前)のせいじゃないし」と話しており、どうも詳しく事情を
知っているようだったが、彼女はどことなく悲しそうな顔をしていて雰囲気的に事情を聞けるような
感じでもなかったため、その日は適当にカラオケに行きそのまま解散になった。

次の週の事。俺が大学のサークル棟の近くのベンチでマンガを読んでいると、例の彼女とあの時
彼女を慰めていた女友達が俺のところへやってきて、「ちょっと話があるからいい?」と
聞いてきた。
特にすることも無かった俺は「良いけど何?」と聞き返すと、場所を替えたいという事で近場に
ある喫茶店に場所を移す事にした。

「何か深刻そうな顔してるなぁ…」と思っていると、その女友達がまず口を開いた。
俺は例の木の話を聞いたので、一応関係があるしちゃんと話を聞いて欲しいらしく、その話を
し始めた。
女友達によると、彼女は子供の頃からその人に生える木が見えていたらしく、最初は親に
相談したらしいが。親はまともに取り合ってくれず、変な子供と思われるのも嫌でずっと
自分だけの秘密にしてきたらしい。



06.05 (Tue) 00:43 [ 怖い ] CM4. TOP▲