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134 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/07 23:04 ID:V8Bd69ab
その日は仕事で遅くなり、終電に乗って家へ帰るはめになった。
駅に着き、改札を出て家へ向かって歩き始めると、駅前広場の片隅に
何人か集まっていた。良く見てみると、集まっている中心には、
”易”と書かれた紙の下がっている小学校で使うような机と椅子におばあさんが腰掛けている。
こんな地方の寂れた駅に占いかあ、はじめて見たよ。それにしても客が来てるなんて
もしかして良く当たるのかな?
ちょっと興味がでてきて寄ってみることにした。集まっているのはサラリーマン風
の人と学生っぽい人の二人だ。机の上にろうそくが一本立っていて、今占われているのは40歳位の綺麗な女の人だった。
とりあえず、まわりの人たちに話し掛けてみた。
私 「ここって良く当たるんですか?私はこの駅毎日使ってるのですが、占いなんてはじめてみましたよ」
サラリーマン 「・ ・ 。」
学生 「・ ・ 。」
誰も返事をしない。学生の方は私も知っている地元のS高校の学生服を着ていた。
なんだよ、!感じ悪いな!!ちょっとムッとしたがおとなしく待つ事にした。
20分程待っただろうか。まだ最初の女の人も終わらない。
「長いなあ。なに話してるんだ?」



135 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/06/07 23:05 ID:V8Bd69ab
別に遮るものも無いので傍に行って聞き耳を立ててみた。
女の人 「それは避けられないのでしょうか」
占い師 「そう。運命だからね」
女の人 「それは避けられないのでしょうか」
占い師 「そう。運命だからね」
低く小さな声で同じ言葉を繰り返していた。
なにか変だぞ。気味が悪くなってもういいから帰ろうと振りかえると、今の今まで一緒に待っていた
サラリーマンも学生も誰もいない。えっと思う間もなく駅の明かりが消えて暗くなり、
辺りは街灯の明かりのみとなってしまった。うそっ、と占い師の方を見ると
おばあさんも女の人も消えていて、机も椅子もなにも無い。
私は少しでも早くその場を離れようと必死に走って帰った。

それからしばらくして、駅の近くの踏み切りに軽自動車が突っ込み、夫婦と子供の3人が亡くなったと
新聞の地方版に載った。小さな記事で名前と大まかな住所ぐらいしか掲載されてなかったが、
子供の学校はS高校だった。


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11.22 (Sat) 21:26 [ 怖い ] CM0. TOP▲

885 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/07/04 05:29 ID:RX1fXOS5
病院で掃除のバイトしてた頃の話。掃除は深夜誰もいなくなってからやっていた。
その日、俺は全ての作業を終えエレベーターで一階に降りようとした。
この時間は看護婦も診回りに行かないし、医者も当直しかいない。
まして患者さんなどいるはずも無いから病院の中は本当に静かだった。
㊦ボタンをいつものように押すとエレベーターは上に上がってくる、はずだった。
なぜだか、その日は下へ下へと降りていく。そしてエレベーターは地下二階で止まった…
その階には『霊安室』といくつかの検査室しかなかった。
誰があの階に?
いるわけがない…今日の深夜バイトは俺一人なんだから…
そう考えているうちにエレベーターは上がってきた。
途中で止まってくれたら、誰か忘れ物でもしたのだ、と思えるのに、
エレベーターは俺がいる階まで上がってきた。霊安室のある階からノンストップで最上階まで。
最上階には物置しかなくて俺は掃除用具を片付けに来ただけだった。
誰もここに来るはずが無かった。そしてエレベーターの扉が開いた…
そこには誰もいなかった。
何だ、勘違いか。と安心して乗り込もうとした瞬間、何か血なまぐさい臭いがしてきた。
エレベーターの中からだ。
俺はもう気持ち悪くってエレベーターをあきらめ階段を使って一階まで降りた。
えらく時間が長く感じた。
後ろになにかがいるような気がして後ろも見ず一気に駆け下りた。

次の日は昼番で、そこで初めて聞いた。
あの日患者さんが屋上から飛び降り自殺したのを。
そして遺体は霊安室にあったことを。



886 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/07/04 05:30 ID:RX1fXOS5
俺はそれでも霊とかはあまり信じちゃいなかったからこのことは勘違いで済ませ
それからもそのバイトは続けていた。
しばらくしてから、ある友達とアパートで酒を飲むことがあった。
そいつは自称霊感ありの奴だったから俺は病院での出来事をそいつに語ってみせた。
俺が話している間、そいつは静かに聴いてたがだんだんそわそわしだした。
トイレかなと思ったけどそうじゃないみたいだ。
そしたらいきなり『俺もう帰るわ。』て言い出した。まだ酒も余ってるのに。
俺は引き止めたけどそいつはさっさと帰ってしまった。
何だあいつ、と少し腹が立ったけど、一人で飲んでも仕方ないのでその日は寝ることにした。
本当に嫌な夢を見た。狭いところに無理やり押し込まれるようなそんな夢を。

次の日俺はそいつと学校で会ったから、何で昨日帰っちゃったんだ?と聞いてみた。
そしたらそいつ、こう言った。
「あの話してる時、なんとなくドアの方見たんだよ…そしたらさあ覗いてんだよ
女がさあ…ポストの受け取りかごの隙間からさぁ…」
ありえなかった。投函口の内側についてるボックス、あんなところに人の頭が入るはずもないし。
その時外から投函口に頭を突っ込んで、ボックスのスダレみたいになってる隙間からこっちを
見てる女の顔を想像して気分が悪くなった。
「言っても信じてもらえないと思って…それに血まみれでしかも逆さで…
ほんとに置いてってゴメン、ゴメン…」
と最後にはそいつは俺に泣きながら謝ってた。

俺はそれでバイトを辞めた。


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