25 名前: 掃除当番(dion軍)[] 投稿日:2007/08/28(火) 12:26:30
これは、私が恵子ちゃんから聞いた話です。

父は、物心ついたときにはもういませんでした
母は、女でひとつで私を育ててくれました。
そんな母が死ぬ間際、私にくれた物があった
それはお守り、母は、「本当に辛いときになったら、それをあけるんだよ」といって渡してくれた
私はそれをずっと肌身離さず持ちつづけました。
数年たって、友達にその話をしたらその場で開けようという話になりました。
私も最初は断ったんだけど、「母の死後からだいぶ経っているのでそろそろ良いかな…」
という気持ちもあったので結局開ける事になりました。
お守りの布袋を開けてみると
そこには、一枚の紙
母の震えた字で「恵子、死ね」という文字が書かれていました。


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03.31 (Tue) 15:51 [ 怖い ] CM10. TOP▲

2 名前: 上野法経学院(アラバマ州)[sage] 投稿日:2007/08/28(火) 08:40:30
一人で部屋の片付けしてたら、
昔のパソ通時代に使ってたモデムが出てきた。
今のPCにつないでダイアルUPしたらつながった。
1440の低速度で文字列がタタタタって出てくる。
まだパソ通生きてたんだ。昔のIDとPSWDでログインできちゃった。
見たらメールがすんげーたまってる。
そういやメル友になりかけてアボーンした基地外女がいたっけ。
1996年の夏、俺がパソ通を使わなくなってから今日まで、
毎日俺あてにメール出してた。
「返事がない」
「無視?」
「会わない?」
「死ね」
「昨日手首切った」
「返事ちょうだい」
  :
  :
昨日づけの最後のメールまでみんなこんな調子。
と思ったら今またメールがきた。
「やっと読んでくれたのね」
俺の背後で人の気配がした。


03.31 (Tue) 12:48 [ 怖い ] CM5. TOP▲

836 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/03/20(金) 20:53:49 ID:alA7fYUbO
先日A県に新しく出来た大型ショッピングモールIに行った時の話。
買い物中、急に腹の具合が悪くなって近場のトイレに駆け込むが満室、
仕方ないから従業員用のトイレを拝借したんだよ。で、用も済ませ売り場に戻る途中、
通路脇に狭い地下に降りる階段を見つけ、なぜかそれが妙に気になったんだよね。
その店は地下の売り場や地下駐もなく、降り口に立入禁止の札があったのだけど、
興味本位で降りてみたんだよ。そしたら降りてすぐに観音開きの扉があって、
ちょろっと開けて中を覗いてみたら、かなり広い空間に一面お墓が並んでた。

怖いつーか、正直そこまでするぐらいなら違う場所に建ててろよと思った。


03.31 (Tue) 02:41 [ 怖い ] CM4. TOP▲

19 名前:774RR :02/04/18 20:34 ID:xmJOmYia
 東京に行ったことはあるか? 摩天楼の並ぶ都心を歩くと、さすが日本の首都だと思うぜ。
東京の都心をぐるっと取り囲む、山手線っていう鉄道があってな。
池袋とか新宿とか渋谷とか、都心の繁華街を結んでるんだけど、これがいつ乗っても混んでるんだ。
よくみんなあんなラッシュに耐えてるよな。感心するぜ、マジで。
そして、山手線の内側には、都心全域に網の目のように張り巡らされている地下鉄があるんだ。
全部で12路線もあってな。便利だけど乗換えとかが結構ややこしいんだな。
ところで、その地下鉄の中に、都営三田線っていう路線があるんだ。
正式名称を東京6号線っていってな、去年の秋、三田から目黒まで延長されて、
東急目黒線と相互直通運転するようになったんだ。
直通電車に乗れば神奈川県の武蔵小杉まで行ける。
将来的にはもっと先まで乗り入れるらしいぜ。便利になるよな。

 さて、例えば東京駅からこの都営三田線に乗るとしよう。
営団丸ノ内線で池袋方面に一駅の大手町で乗り換えるのが一番分かりやすいけど、
大手町なんて大して遠くもないから一駅くらい歩いてもいいだろう。運賃ももったいないしな。
目黒方面に行きたいとき、運良く武蔵小杉行きが来ればいいんだけど、
半分は途中の白金高輪で折り返しちまって、それより先に行きたかったら
隣のホームの営団南北線の電車に乗り換えないといけない。
ちょっと面倒くさいな。だからここでは逆方向の電車に乗ることにしよう。



20 名前:774RR :02/04/18 20:34 ID:xmJOmYia
 大手町の次は神保町だ。書店街で有名だな。
都営新宿線と営団半蔵門線に乗り換えられる。その次は水道橋。
中央線に乗り換えられる。次の春日はつい最近までなんでもないただの駅だったけど、
去年の12月に都営大江戸線が開通したおかげで、後楽園の丸ノ内線と南北線に
乗り換えられるようになった。もちろん大江戸線にも乗り換えられる。
春日の次は白山、千石と続いて、巣鴨に着く。ここからは山手線の外側だ。
巣鴨の次、西巣鴨は都電荒川線の新庚申塚、その次の新板橋は
埼京線の板橋や東武東上線の下板橋にそれほど遠くない。結構便利だぜ。
まあ、JRも私鉄も、都心から伸びる鉄道はほとんどみんな放射状になっているから、
板橋区役所前、板橋本町、本蓮沼と進んでいくうちに他の鉄道からは離れていくけどな。
志村坂上を過ぎるとすぐに地上に出て、志村三丁目からは終点まで高架線だ。
はっきりいって、これじゃあもう地下鉄じゃないよな。
蓮根の次の西台の横には三田線の車庫があって、ここから出てきた電車は
次の高島平から発車する。終点の西高島平まではあと二駅だけど、
その一つ手前の新高島平で降りておこう。

 新高島平の改札口を出てすぐ左に昇り階段がある。
これを昇ると歩道橋に上がれる。間違えて駅の外に出ちまっても、
左の「高島平3・4丁目方面」に出てすぐ左にあるから、そっちから行けばいい。
歩道橋を渡って、左側に下りる。下りてから駅や道路から離れる向きに進むと、
すぐ高い建物に突き当たると思う。そうしたら左へ進む。
そのまましばらく行くと右側の建物が途切れて、次の建物が見えてくる。
たぶん壁には3-11-1っていう標示があるはずだ。
その建物の、こっち側から3分の1くらいのところにエレベーターホールがある。
エレベーターは3台あるけど、行ける階が違うから、右の9号機じゃなくて左の7号機か
真ん中の8号機に乗ろう。そのエレベーターでは8階から14階に行けるはずだ。
とりあえず14階まで上がろう。ちょっと遅いエレベーターだけどまあ我慢してくれ。

 そして14階から廊下に出るんだけど、もし三田線の車窓から
この高島平団地をよく観察していたなら、あることに気がつくはずだ。
そう、この建物だけ、廊下の外壁に鉄格子がついていないんだ。
だから下界の風景が何にも邪魔されないで、よく見える。
結構な眺めだからよく目に焼き付けておくといい。そう、顔を出して、体を十分に乗り出して。

そしてそのまま飛び降りて死ね。


03.23 (Mon) 03:32 [ 怖い ] CM6. TOP▲

637 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/04/29(日) 16:40:50 ID:sy0VCHxfO

友人から聞いたその友人(以降Bとする)の話
友人の友人の友人(以降A)はB学生時代とよくつるんでいたが、ここ数年縁遠くなっていた。
ある日Bの携帯にかなり久しぶりにAから電話がかかってきたので出てみると

B「よう!久しぶり!」
A「…」
B「どうした?」
プツッ プーップーップーッ

と言う様な感じだったそうだ。
気になってリダイヤルしようとしてみるが、何故か履歴に残っていない。
アドレスから呼び出してかけてみると
お客様がおかけになった電話は現在使われておりません
みたいなメッセージが流れた。
物凄く気になったBはAの自宅へかけてみると、Aの母が出た。
Aの母の話によるとAは数ヵ月前死亡したとの事。
とりあえず今から線香でもあげに行こうと思ったBはAの自宅へ車を走らせた。

A宅付近に近付いたBはある違和感に気付いた。

無いのだ



A宅が。

Bは訳がわからず学生時代Aと仲が良かった友人Cに電話をかけた
Cの話によると、A一家は数ヵ月前自宅が全焼する火事があり、
みんななくなったそうだった。


03.20 (Fri) 05:10 [ 怖い ] CM2. TOP▲

791 ドトール sage 2009/02/10(火) 12:31:52 ID:vfY8Yr9w0
あまり怖くないかも知れないけど。知人の話を書き起こしたものです。

昨日初めて霊を見た。
と言うより、「これは霊だ」と認識した状態で、霊を見たのは初めてだった。
私は半年ほど前から某SCのテナントでバイトをしているんだけど、そこの社員食堂には
喫煙室が無いので休憩は一階のドトールと決めていた。週に3~4回決まった時間に
通っていれば店員とも親しくなるし、同じ常連の顔も何となくだが憶えてくる。そんな時、
私が喫煙席に座ると必ず居る人物に、ふと気づいた。その人は服装も髪も雰囲気も
何となく黒っぽく、俯いているため顔立ちはおろか年齢も分からない人だった。

影が薄いって言うより、そいつの存在自体薄くて……ファミレス行ったら注文とか
絶対忘れられるんだろうな、と思わせるような奴。そいつはいつも何も置いてない
テーブルでぼーっとしていた。今から考えるとおかしな話なんだけど、私はオカルト話は
大好きでも本当に霊感がなく霊の存在もどちらかと言えば否定的なタイプだったので、
そいつが「何者」かなどと、考えた事もなかった。(コーヒーもお冷やも持ってこないで
何してるんだ、待ち合わせかな?変な奴)とちらっと思っただけで。
まあドトールは客同士で喋るような店じゃないし、そいつが男か女すらも知らなかったが、
20分の休憩時間は貴重なのでタバコを吸ったり携帯で2ちゃんするのに忙しく、
そいつや周りの事を観察した事もなかった。


03.16 (Mon) 00:49 [ 怖い ] CM6. TOP▲

560 本当にあった怖い名無し sage 2008/12/04(木) 22:29:12 ID:IqAuZ6wNO
では、自分から投下させてもらうか。
今から約10年位前の話し。
自分が卒業した高校が少子化の為に廃校となり取り壊される前日、地元にある都立高校なので幼なじみ5人と、居酒屋で当時の思い出話に花を咲かせていた。
しこたま酔っ払った後、我が学舎の最後を見ようと5人全員で夜の高校へ。
流石に夜は暗く薄気味悪いが、そこは酔っ払いの集団、我が青春よサラバwなどと叫びながら校舎の前にて写る〇です(当時は写メより一般的だった)で全員仲良く記念撮影。
で、後日その時のメンバーの1人Hから、真剣な声で近くの神社に直ぐに来る様電話が合った。
仕事中だからと断ったが、余りのHのしつこさに根負けして、呼び出された神社へ。
巫女さん?に説明をすると、神社の離れの事務所に通される。
驚く事に、Hを含むあの夜のメンバーが揃っていた。序でに何故か神主さんもいた。一体何事かとHに詰め寄ろうとすると神主さんが「これで全員ですかな?」H「はい、これで全員です」嫌にHの顔色が悪い。自分「おい、お前一体何事だよ」皆も急にHに呼び出され困惑気味の様子。
H「これ見ろ」と一枚の写真を差し出す。自分「何だよ、あの夜の写真じゃねーか。これが何なんだよ?」そこには、赤ら顔の酔っ払い5人が満面の笑みを浮かべ肩を寄せ合い写っている。はっきり言ってキモいがw
自分「良く撮れてるじゃんw」Hは青白い顔で「何も気が付かないのか?」自分「だから何が?」残りの3人も写真を除き込み、なぁ?何なんだ?と言い合っている。
H「あの夜5人で行ったのに…何で5人全員が写ってるんだよ…誰が撮ったんだよ!」それを聞いて背筋が氷付いた…



562 560続き sage 2008/12/04(木) 22:32:10 ID:IqAuZ6wNO
幾ら酔っ払っていても、誰かに撮ってもらったら流石に誰かしら覚えてる筈…
神主さんが説明をし始めた。
実はあの高校の土地は戦国時代に合戦所になったらしく、未だにそこで命を落とした者達がさ迷っていると…
確かに、7不思議などの噂は絶えなかったが…まさか…
実は、その神社の神主さんが毎年毎年、お祓いをしており何とかさ迷える霊を鎮めていたそうだ…
で、丁度少子化に託つけて近隣の高校と合併と言う形で取り壊すのを町が決断したのだと…
我々はお祓いを受け、10年経った今でも皆変わらずに過ごしているが、あの高校の合った場所は四方がコンクリートの壁に覆われ未だに更地のままらしい…
あの時の写真は、誰が撮ってくれたのか…今でも不明のまま。
ありふれた話し、長々すまん。終わり。


03.15 (Sun) 21:37 [ 怖い ] CM7. TOP▲

356 本当にあった怖い名無し 2009/02/05(木) 22:01:27 ID:S+rSaRqT0
俺が小学生時代の80年代前半の実話。

当時ラジオを買ってもらっていろいろ既存の番組を聴いていたが飽きてきて
いろんな微弱電波の放送を聞き耳たてて聴いてた。ある日、聞いたこともない
国の言葉が流れてきた。そのあと放送局の所在地などが流れてきた。
当時の俺はいろんな電波を受信しては放送局に「いつも聞いてます」とハガキ
を送り「ベリカード」と呼ばれる視聴確認カードを記念品にもらっていたので
その放送局にも送ったらすぐべリカードが送られてきた。

そのうち数週間もすると今度は綺麗な絵ハガキや大勢の人が笑って偉い人と
指差している絵のハガキが届いた。お礼の手紙を出すと今度は手紙が届き
「一度放送局へ遊びにきませんか?」との誘いの内容だった。
ほどなくすると、俺の周辺には得体の知れないスーツ姿のオッサンがうろつく
ようになり学校でも問題になった。近所の駄菓子屋のババァが「アンタの家を
しきりにのぞく人がいたから気をつけな」と教えてくれた。

しばらくすると俺の家にスーツのオッサンがきた。
飯時になにごとかと親父とお袋が驚いてると、なんとそのオッサンたちは公安
の人間で北がらみの案件を追ってる人たちとのことだった。俺のベリカードや
北の放送局からの郵便物が頻繁に届く家をマークしてたらしい…
もし放送局の誘いどおりに遊びに行ってたら…


03.15 (Sun) 18:19 [ 怖い ] CM3. TOP▲

617 本当にあった怖い名無し sage 2009/02/08(日) 15:26:33 ID:y7hdHHDV0
数年前から、階段がうまく上れなくなった。
だいたい十段上ったあたりで、必ず右足が躓いてしまう。
左じゃなくて右だけ。下りじゃなくて上りでだけ。
次の段に右足をつける寸前、突然足が強張って硬直してしまい、
そうするとガクッってなって、バランス崩して前のめりになる。
そういう時は手すりと掴むか、2,3段先に無理やり着地することになる。
だから階段上るときは、ゆっくり一段一段確認しながらじゃないと上れない。
早足できないから、急いでるときは足元確認しつつの一段抜かしで上ってるのね。
多分原因は、私は背骨や骨盤曲がっていて、その上足首の力が弱い?らしいので
(足の裏つけたまましゃがめない)そういう身体的なものなんじゃないかと思ってた。
この症状には地味に困ってたんですよ。
転倒したことはないんだけど、ラッシュ時とか超邪魔になるんでw



618 本当にあった怖い名無し sage 2009/02/08(日) 15:27:16 ID:y7hdHHDV0
なので先日夕方、職場近くの歩道橋を通る際、階段上る練習をしようと思ったわけ。
ちょうど通行人が誰もいなかったんで、ガクッてなっても誰にも迷惑かけなさそうだし。
下を向かず階段の一番上を見たまま、普通の人の早足程度の速度で足を動かし階段を上っていく。
こうすれば十段目くらいでガクッて躓くなるのが常なのに、その時は違った。
おおよそ十五段目まで、スムーズに上れてしまった。
この歩道橋は全部で三十三段。このまま全部いけるんじゃ、とwktkしてたんだけど
だいたい十八段目くらいで突然、ぐにょ、って不可解な感触がした。
驚いて足元を見る。何か落ちたもの踏んだか、まさか犬のフンを…。
でも何の変哲もないコンクリートの階段があるだけだった。それだけ。他は何もない。
「?」となりつつも、勢いがついてたからそのまま左足が十九段目に乗ってしまう。
ぐにゃ。やっぱり変な感触。
十八段目とは違うのは、やや盛り上がりがあるところ。なんだろ、潰れたアルミ缶を
踏んでるみたいな感じ?右端から左端まで足で確かめたところ、階段は不均一でところどころ節ばってた。
前にコタツで寝てた兄の手をうっかり踏んづけたことがあるんだけどw今思い返せば、それに近かったかも。
手だったのか?兄のよりもう少し柔らかくて、ぐにょぐにょしてたけど。……腐っていた?
とはいえ見た目は普通のまっ平らな階段。足の感触と見た目が余りにも違って、軽く混乱中。
手で触って確かめようかと、一旦十七段目に降りたところで、
後ろから人の気配がした。巻き髪でハイヒールの派手なお姉さんがカツカツ音を立てて上ってきてた。



619 本当にあった怖い名無し sage 2009/02/08(日) 15:27:52 ID:y7hdHHDV0
何もない階段の途中でうだうだやってるなんて、傍から見たら怪しい人じゃん。
急に恥ずかしくなって、もういいやこのまま頂上まで上っちゃおうと、再び十八段目に足をかけたのね。
したらいきなりポケット入れてた携帯からストラップが取れて、階段の下に落ちていった。
友人からもらったご当地キティのストラップが、下から三段目くらいに転がってる。
慌てて取りに行ったよ。途中で女の人とすれ違った。こっちのことは気にせず上っていった。
で、キティちゃん救出。紐部分が切れてた。ずっと使ってたからなー直るかなーと眺めてると
女の人の足音がしないのに気付いた。さっきヒール音すっごい響いてたのに。
振り返ると、歩道橋上のどこにも女の人の姿が見えなかった。
その歩道橋は階段が4つあるタイプじゃなくて、道路の両端に一つずつしかないやつ。
この短時間に階段上って、向こう側渡って、階段下りたとは考えられない。
上でしゃがんでいるか、倒れているのかも?どきどきしながら階段を上った。
急いでたのでいつものようにガクッと躓いたけど、手すり掴んで上った。
十八段目に差し掛かる。今度は変な感触がしない。十九段目も同様。
手でも触ってみたけど、ごくごく普通の硬いコンクリートの感触しかしなかった。



620 本当にあった怖い名無し sage 2009/02/08(日) 15:28:43 ID:y7hdHHDV0
結局、女の人は一番上にもいなかった。どこにもいなかった。
確かに自分の横を通り過ぎて、階段を上っていったのに。
通り過ぎる時、きつい香水の香りがしたのも覚えてる。見間違いじゃない。
でもヒールの音は……覚えてる限り二十回くらいで途絶えてるんだ。三十回は鳴ってない。
あの女の人はどこを上って行ったんだろう?
そしてあの十八段目の感触は何だったんだろう?

あのまま変な感触の十八段目以降をするする上ってったら、どうなってたんだろう?
そう考えると怖いんだよね。
階段で躓く症状は、もしかしたら誰かが躓かせてくれてるのかもしれない。
私がうっかり変なとこ上らないように。ちゃんと正しいところに足を下ろすように。
そういえば私は逆子で、右足から生まれたらしい。(結局帝王切開したけど)
ストラップくれた友人には感謝している。来週、また友人の墓参りに行く予定。花奮発してきます。
また変な感触したらどうしようと考えると、最近階段恐怖症になってきた。
しかも最近、更に左足でも躓くようになってきたんだよね……。


階段上るときには気をつけて、よく確認しつつ上るようにしている。
本当にここは上っていいところなのか、って。


03.15 (Sun) 14:09 [ 怖い ] CM4. TOP▲

270 本当にあった怖い名無し sage 2009/02/04(水) 21:25:53 ID:zsTbp5Pv0
小学校の時の事です。

私の小学校は、いわゆる「校内掃除」が放課後にある所でした。
教室で集めたゴミを、外の焼却炉まで捨てに行く係だった私は、
その時も、普通にゴミを運んで行っていました。
冬だったので、裏口から外に出ると、外がもう薄暗かったのを覚えています。

ぱんぱんになったゴミ袋を焼却炉に投げ込んで、引き返し、歩いていたのですが、
後ろでガサゴソ、と音がしたので反射的に振り向きました。
見ると、焼却炉のそばに、人が直立姿勢で立っていたのです。

驚きました。たった今まで誰も居なかったはず。しかし、薄暗くてよく見えません。
下半身の辺りは草で隠れていて、トレーナーのような服の上半身だけがかすかに揺れています。
何がなんだかよく分からないまま、数秒は動けずにいたのですが・・・

何気なく横に目をやると、自分のすぐそばに、人間の下半身だけがありました。
本当に下半身だけ。あまりの事に喉から変な声が出てしまいました。
衣服は、ジャージのような感じだった気がしますが、この辺は曖昧です。

下半身は、腰の辺りから急激に細くなり、焼却炉のほうに向かって、ゴムのように伸びていました。

私は一目散に逃げました。意味不明すぎる。
誰かに話そうとも思ったのですが、うまく説明する自信が無かったのでやめました。
なので今まで、この話を誰かに言ったこともありません。
また当時の焼却炉は新品同様だった筈なので、そういう事に思い当たる節も無いのです。


あの下半身は、あの上半身のものだったのでしょうか?


03.15 (Sun) 09:58 [ 怖い ] CM1. TOP▲

136 本当にあった怖い名無し 2009/02/14(土) 13:07:58 ID:pcz91D7tO
私は職業柄いろいろな職業の人の裏話を聞くことがあります。


先日漁師の方とお話する機会があったので、

裏話というか、ほんの少し怖い話を投下します。

漁師となればやはり陸にいる時間よりも海にいる時間の方が長いですよね。
マグロ漁船などともなれば1年や2年は帰ってこないなんてざらです。


きっとその間の漁師の性欲処理に女性が乗る、という話を聞いたことがあるでしょう。

マグロ漁船に乗る女なので、彼らはその職業をマグロ女と呼ぶそうです。


マグロ女の報酬は月に100万以上とも言われますが、
本来、漁船には作業が出来ない人間が乗ってはいけないことになっています(当たり前ですが)。
ましてや性欲処理のために女性が乗るなどというのは言語道断。


だから女を乗せる際は、
乗船登録せずに、要するにこっそりとマグロ女が乗っていたそうです。


ですがマグロ漁船は海外の港に寄港することのある漁船。
乗船登録と船内の人数が合わないとなれば一大事ですよね。



138 本当にあった怖い名無し sage 2009/02/14(土) 13:10:32 ID:pcz91D7tO
そこでどうするかというと、マグロ女を文字通り解体するんです。



乗船登録もない「いない」はずの、
漁船にマグロ女として乗るような人生を歩んできた女を
大海原のど真ん中に捨てるわけですから、

犯罪がバレる心配もないわけです。


今もマグロ女が乗っているかどうかは分かりませんが、
昭和の時代には存在していたそうですよ。


長文失礼しました。


03.15 (Sun) 01:56 [ 怖い ] CM3. TOP▲

21 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/03/11(水) 17:20:53 ID:FZ922gVHO
私は未だにどこか呆然としていた。
太郎が、あんなに大事に育ててきた太郎が、突然死んでしまい心に穴が空いたかのようだった。

にーちゃん、にーちゃんと慕っていた次郎もまだ兄の死を受け入れられておらず、
にーちゃんはまだ生きてるよ、すぐ前みたいに一緒に遊べるよ、などと言っている。
ああ、ついに火葬だわ…。
太郎を入れた棺が、火の中へ入っていく。

次郎もついに泣きだした。

にーちゃんが泣いてる、太郎にーちゃんが泣いてるよ。
そう言ってびいびい泣いた。

それを見て私ももう耐えきれなくなってしまい、ひとしきり泣いたはずなのにどこからか涙が溢れだした。
一粒、また一粒と。でも太郎は安らかに逝ったと信じたい。

だから私は次郎に、しっかりと諭した。
おにいちゃんは泣いてないよ、今も天国で笑ってるよ、と。
しかし次郎は言った。

ちがうよママ、にーちゃん泣いてる、今も苦しそうに泣いてるよ…。


03.13 (Fri) 03:42 [ 怖い ] CM1. TOP▲

703 名前:つんぼゆすり 1/6 投稿日:03/06/17 17:07
こどものころ伯父がよく話してくれたことです。

僕の家は昔から東京にあったのですが戦時中、本土空爆がはじまるころに
祖母と当時小学生の伯父の二人で田舎の親類を頼って疎開したそうです。
まだ僕の父も生まれていないころでした。
戦争が終わっても東京はかなり治安が悪かったそうで、すぐには呼び戻されな
かったそうです。
そのころ疎開先では色々と不思議なことが起こったそうです。
そこだけではなく、日本中がそうだったのかもしれません。
時代の変わり目には奇怪な噂が立つ、と聞いたことがあります。
伯父たちの疎開先は小さな村落だったそうですが、村はずれの御神木の幹にある日
突然大きな口のような「うろ」が出来ていたり、5尺もあるようなお化け鯉が現れたり。
真夜中に誰もいないにもかかわらず、あぜ道を提灯の灯りが行列をなして通りすぎて
いったのを多くの人が目撃したこともあったそうです。
今では考えられませんが狐狸の類が化かすということも、真剣に信じられていました。
そんな時、伯父は「つんぼゆすり」に出くわしたのだと言います。


03.12 (Thu) 17:25 [ 怖い ] CM2. TOP▲

809 :本当にあった怖い名無し [] :2009/03/04(水) 19:47:57 ID:Ef2Pin83O
オカルトではないかもしれないけど
土曜日の夜、新しいゲームを買った俺は夢中になり日付を越えて明け方の3時過ぎまでゲームにかじりついていた。
ふいに小腹がすき部屋を見渡したがろくに食い物がない。
大人しく寝れば良いんだが、なぜか腹が減って仕方なくコンビニへ出掛けた。
路地を抜けるとちょっとした緩い坂の通りがある。
ただ大学が近いことあり、週末に通りは夜中はDQNが溜まってから、路地を抜けて考える事にした。
通りへ出ると、深夜でもタクシーや酔っ払いなんかが必ずいるのにその日は酔っ払いどころか、タクシーもいない。
時間が時間だしなぁとか思いながらコンビニへ向かうとコンビニの手前のバス停のベンチに人影が見える。
白い上着に白いスカートを穿いた女だった。辺りに人影もなくやや不気味だったから足早に横をスルーしようとすると、か細い声で「すいません、今何時ですか?」と女が話し掛けてきた。
わりとかわいらしい顔立ちだったが構いたくなくて、「○時○○分ですよ(時間ははっきり覚えてない)」と告げ、コンビニへダッシュ。
素早く買い物を済ませ、帰りはさっきと反対側へ渡り帰る事にした。



810 :本当にあった怖い名無し [] :2009/03/04(水) 19:48:48 ID:Ef2Pin83O
続き
反対側から、女を見るともう姿はなく安心して家に向かうと、坂の上からキェーーとなんか変な叫び声がする。眼を細めると坂の上から誰かが走り降りてきてる。
危ないかもと建物の影に隠れ通り過ぎるのを待つ事にした。 段々声が大きくなると共に足跡もはっきりしてくる。
やべぇと思い固まってると上半身裸の若い男が俺には気付かず坂を駆け降りていった。 一瞬見えたのは男の体に細い線のような傷が何箇所か見えた事。赤いのが見えたが多分血だとおもう。
男が走り去り早く家に帰ろうととおりに出ると今度は坂の上からヒールの足音みたいなのが聞こえてくる、カツーン、カツーンて。
アパートへの路地の曲がり角はもう少し、はずかしながらやや腰が抜けたような感じで曲がり角へ急ぐ、
坂の上からは白い上着に白いスカートの女だと思う人影が足早に降りてきてる。カツーン、カツーンて音と共に。
街灯に移った女の左手がなんかしらんがキラッと光った。そんで俺はビビりMAXでここ最近で一番なぐらいのダッシュで家に急いだ。
耳の奥にまだヒールの音がコダマしながら家のドアを閉め、外を確認しようとスコープで外を見てると、遠くからまたヒールの音が近づいてくり。 カツーン、カツーン、カツーン
ドアに背を向け、完全に腰が抜けてうずくまっていると、足音は家の近くまできて、玄関の辺りを
往復せるそぶりをみせ、チッと言う声と共にまた離れて行った。
あれから深夜のコンビニは行ってない。


03.08 (Sun) 13:30 [ 怖い ] CM2. TOP▲

128 名前:1/5[sage] 投稿日:2009/02/28(土) 22:08:06 ID:+BuEMFrL0
洒落コワはここでいいのか?
何年か前にあった怖い話を投下する。

そん時は俺は地方大学の学生で、同じ科の連中とグループでよく遊んでた。
たまに混ざる奴もいて、男4~6人で女4人。
一人暮らしの奴の部屋で集まって飲んでると、よく怪談したがる女の子がいた。
決まって嫌な顔する子も居て、Aとする。
こっちの子が俺とかなり仲良かった。

怪談好きな方をBとするが、Bも別に電波とかじゃなくて、
怪談も体験談はなくて、それこそこのスレで面白い話を仕込んできてんじゃないか、
みたいな怖い話をする子で、本当は幽霊とか信じてなさそうだった。

むしろAの方が「見えるんだ」と言ってて、AはいつもBを避けてる感じだった。
2人で遊ぶとかは絶対ないし、グループでも距離を開けたがってる雰囲気で、
俺とあと一人、Aの「見える」を聞いて信じてる奴(Cとする)は、
本当に霊感があったら遊びで怪談するなんて嫌なのかもしれない、と思ってた。


03.08 (Sun) 02:59 [ 怖い ] CM6. TOP▲

225 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/02/27(金) 15:03:14 ID:kMV+DRwb0
爺ちゃんの体験談だそうで。所々うる覚えだけど

爺ちゃんは消防士で、その頃はちょっと田舎の詰め所みたいな消防署で待機してたんだと
そしたら警官がその詰め所に飛び込んできた
「すまん、(爺ちゃんの名前)さん! ちょっと手伝ってくれんか!」
「どうしたのね」
「一家心中だわ。揃って首吊り」
「わかった」
職業柄か単に肝が太いのか、元々そういうことにも慣れっこだったみたいで、
言われたまま飛び出した
道中聞いた話では、その一家心中した家族の親戚っていう人がその家を訪ねたら揃って軒先で吊っていたようで、
電話連絡を受けて警官も一回見に行ったんだと
まあ人数が人数で、一家揃って並んでるのを見てちょっとビビったらしく、親戚に人を呼んでくると言って、
爺ちゃんに助けを頼んだらしい
んで二人して家に着いたら、警官が腰を抜かして驚いた
「どうしたね?」

「ひ、一人増えとる!」

軒先に、一家と一緒に、通報した親戚がぶら下がっていたそうだ


03.03 (Tue) 21:26 [ 怖い ] CM6. TOP▲

161 名前:トンネルの話。1/3[sage] 投稿日:2009/02/23(月) 22:58:25 ID:bBpoFXjC0
友達が、担当の美容師さん(男、仮にAとするね)から聞いた話。

Aさんは霊感なんかサッパリ無いらしいんだけど、ホラー系の話は大好きなんだとか。
美容師仲間や客から怖い話を聞くことも多かったらしいんだけど、
ある日、割と近くのトンネルに「出る」という噂を聞いた。
まあ定番の、「トンネル真ん中でライト消してクラクション鳴らしたら~」な話ね。

で、半分信じてなかったのと、近くだったってこともあって、行ってみたくなった。
でも一人じゃ怖いからって言うんで、霊感が強いって聞いてた先輩(男)も誘った。
はじめは「遊び半分でそういうのイクナイ!」って反対してた先輩も、
Aが「じゃあ一人で行きます」と言うと渋々OKしてくれたらしい(Aが本気だったかは不明w)。

そのトンネルは地元の人も夜は近づかない山のほうにある。夜なんか真っ暗。
そこに、Aが運転、先輩が助手席で本当に行ってみた、と。
先輩が本気でヤバイと感じたら即逃げる、肝試しのノリだったらしい。

真っ暗な道、ゆっくりめに運転してくと、トンネルが見えてくる。
トンネルに入る前から、普段明るい先輩が無口になっちゃったそうで、
Aはしきりに「大丈夫そうですか?」と聞いたものの、先輩は「う~ん。たぶん大丈夫」と中途半端な返答。

怖くなってきたものの、噂に従ってトンネル中央付近で車を停める。
本当ならここでライト消して…と続くんだけど、先輩が「待って、ライト消すな」と止めたらしい。
山の中の細いトンネルで、電灯なんてついてないから、車のライトだけが頼りの状態ね。

先輩、「車、出して」


03.03 (Tue) 15:25 [ 怖い ] CM3. TOP▲

189 本当にあった怖い名無し :2008/11/20(木) 04:15:09 ID:J0VrCKmGO
潔癖症の男がいた。
ある日男は椅子の上に立ち、上から部屋を見渡していた。
普段見えない場所にかなり埃がが溜まっていた。
冷蔵庫の上
蛍光灯の傘の上



「今は掃除しなくていいか」
そう言って男は椅子から降りた。


03.02 (Mon) 17:22 [ 怖い ] CM6. TOP▲

133 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/02/21(土) 09:36:26 ID:+oI8gCwE0
昔の事でどうしても思い出せない事や辻褄が合わない事がある。
中学2年の時の記憶が殆ど無いんだ俺。
昔から仲がいい友達Aってヤツがいるんだけどさ
Aといつ仲良くなったのか全く記憶がないんだけど。
俺はAと別のクラスだったって認識してたんだけど
Aに「クラス一緒だったじゃん」って言われて焦った。
友達の友達繋がりで仲良くなったってずっと思ってた。
中学2年の時に同じクラスだったらしいんだけどマジ記憶ねぇ。
確かに写真も残ってるんだけど全然現実味がない。
その話をAにしたら冗談だと思われたんだけどマジで覚えてない。

話は変わるが、幼稚園の時の話なんだが
帰宅のバスが来る時間が過ぎても友達と二人で
講堂に置いてあったピアノの後ろに隠れてて
俺らを探す先生の反応を面白がって見てた事があったんだけど
気が付いたら俺らそこで眠っちゃったらしくてさ、
先生に揺り起こされて目が覚めた。
俺が行方不明になったと思ってちょっとした騒ぎになったらしい。
だけど一緒にいた友達が何故かそこに居ないんだ。
で、「友達は?」って先生に聞いたら「誰それ?」って。
考えてみると俺はそいつの名前も知らなかったんだ。
「夢みてたんだね」って先生に言われたんだけど、
いや、夢じゃない。だってそいつとはいつも遊んでたんだもん。
寺の経営する幼稚園だったから境内に入ったりとかかくれんぼしたり。
だけどその日を境にそいつとは一度も会えなくなった。
俺はいったい誰といつも遊んでたんだ?


03.02 (Mon) 01:02 [ 怖い ] CM2. TOP▲

47 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/02/15(日) 18:38:10 ID:SuaS2h2C0
これは本当にあった事件の話で、ある精神病院に隔離された事件の生存者の話です。
だから細部が本当なのか、狂人の戯言なのかは、わかりません。
しかし事件そのものは実際に起こり、北海道新聞の過去記事を探せば「大雪山ロッジ殺人事件」というのがあります。
その男は確かにその事件の生き残りであるのも間違いない、という事は初めに言っておきます。

事の発端は主人公である事件の生き残りの男が、札幌市中央区の中○公園にある古本屋にフラリと入ったことから始まった。
余談だが、残念ながらその古本屋は現在はないらしい。
何気なく男が手に取った本の隙間から大学ノートが落ちてきた。
何か書いてあったので読んでみると・・・。


奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる奴がくる

もう自分で命を断つしかないのか…


助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて

という物騒な内容が最初から最後までびっしりと書いてあった。
気味が悪くなった男は店主に
「こんなものがあったんだけど、なんですか?これ?」
と聞いてみた。
店主は
「あ!」
と声をあげて
「なんでもない、これは売り物じゃないんだ。」
と言ってノートをむしり取った。


03.01 (Sun) 21:40 [ 怖い ] CM6. TOP▲