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983 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/07/21(火) 18:27:20 ID:4Ii/jH5Z0
私の最後の心霊ツアーとなった場所で実際に起こった話し。

大学時代、夏になるとバイト仲間で度々心霊スポットへと肝試しに行った。
山中の霧がかったトンネル、墓地、廃病院、貯水池、富士の樹海。
色々巡ったが、霊には縁がなかった。
だが最後となった心霊スポットは、別格であったように思う。
埼玉県北部。暗闇で辺りはハッキリと見えなかったが、鬱蒼とした森に囲まれ
街灯も舗装された道もない場所にぽつんと建つ、それは廃屋だった。
車のライトに照らされ、植物の蔓でびっしりと覆われた廃屋の敷地を囲う垣根が見えた。
人の背丈をゆうに超える垣根のせいで家屋は2階の一部を除いて殆ど見えない。
決して小さくは無い庭があることも想像できたが、
とにかく車中からではほとんど窺うことが出来なかった。
程なくして私たち4人は車から降りた。
メンバー4人は全員男性。発案企画、車まで出してくれる心霊大好きSさん。
自称霊感有りのI、気が強く霊否定派のH、そして私。
「あ、ここは本気でまずいです」とIが言ったが、
富士の樹海や小河内ダムの時も似たような事を言って何も起こらなかった為、
一同「またか」と聞き流した。
懐中電灯で辺りの闇を照らす。廃屋の敷地を囲うのは、垣根と言うよりブロック塀だった。
グルリと回ると大きな門があった。
が、太い鎖でグルグルに巻かれ大きな南京錠が掛けられており、門を開けることは出来なかった



985 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/07/21(火) 18:28:19 ID:4Ii/jH5Z0
S「門、足場がある。上って入ろう」
I「無理ですよ、入らない方がいいですって!」
H「一人で残ってていいよ。俺たちは入る」
そうこう言っているうちにSさんが門を越えた。
飛び降りるときの反動で、門がガシャーーンと大きな音をたてる。
Hも門を上り、なんだか気が進まなかったが私も上った。結局Iも私たちについて来た。
中は酷く荒れていた。
木や腰の高さほどもある雑草、壊れた水槽、三輪車などが私の懐中電灯に照らし出された。
S「鍵かかってない」
この一言に、私もさすがに嫌な気分になった。ふと振り返るが、闇でIの表情は見えなかった。
庭のあちこちをライトで調べていたHがSさんの言葉を聞いて戻ってきた。
H「結構豪邸だな。金持ちの家だったっぽい」
S「じゃあ入るぞ」
Sさんがドアを開けた。私たち4人は雪崩れ込むように中へ入った。
しばらくは4人固まり無言で家の中を歩いた。もちろん土足で。やがて強気なHが口を開いた。
H「なんだ、これ・・・」
S「新しいな、なんか。人住んでるのか?」
H「だとしたらマズイでしょ今」
S「だよな」 二人は苦笑いしていた。
確かに中は外と違って荒れていなかった。
とはいえ、今も誰かが住んでいる様には感じられず・・・。私は帰りたくなっていた。
それ以上先に進む気になれず、玄関付近の廊下まで戻り一人そわそわしていると、


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07.23 (Thu) 14:06 [ 怖い ] CM6. TOP▲

856 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/21(火) 01:22:55 ID:I9LGXuU3O
以前付き合っていた彼女の家に交際一週間目で初めて行った時の事。
明け方に行ったのだけど、寝ようとしたら部屋の角に置いてあった観葉植物に異変を感じた。
そこには青白いような透けた女の人が立っていて犬掻きみたいに手を交互にバタバタさせていたから。
そんな体験をした事なかったから、「あれ?あそこに女の人が見える!」と思わず言ってしまったら彼女が尋常じゃないほど怯えた。事情を聞くと、2週間前に三階でガス器具の欠陥でカップルが亡くなったらしい。
彼女はその時真下の二階に住んでいて同じ間取りだったからテレビニュースの取材を受けていたりしたそうで(俺はニュースは見ていたけどモザイクと声が変えてあって彼女だとは分かっていない)。
なんか怖いから一階の部屋に移してもらったばかりの時に俺と交際を開始して、俺が部屋に行ったという訳。
青白い女の人が亡くなったカップルの女の人かは分からないのだけど…。
後日、遺体の第一発見者がカップルの男の人が勤務していた会社の社長という事が分かり、偶然俺の知り合いだったので俺の不思議な体験を話したらその時の様子を教えてくれた。



858 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/21(火) 01:25:03 ID:I9LGXuU3O
亡くなったカップルの部屋は寮だったそうで、真面目に勤務していたカップルの男の人が連絡も無しで休んだので不審に思って部屋に様子を見に行った。
合鍵でドアを開けたら玄関にマネキンが横たわっていた。
いや、実はこの社長、恐ろしい近眼で、マネキンらしい物体が横たわっている程度に感じてそのまま部屋の奥に進んだらしい。
部屋に入ろうとしたら手前の風呂場から水の流れる音がする。
声を掛けたが返事はない。「おい!開けるぞ?いいか?」
ドアをそっと開けると、カップルの男の人が既に亡くなった状態で倒れていた。慌てた社長は気が動転して外に飛び出ようとしたのだけど、マネキンにつまづいて転んだらしい。
起き上がろうとしてマネキンをどけようとしたら、それはカップルの女の人の亡骸だった。
彼女は彼の異変に気が付きドアの外に助けを求めようとしたのか、這って玄関まで行ったはいいのだけど、自らも一酸化炭素にやられてしまっていたらしく、力尽きたというのが警察の見解。
玄関のドアには彼女がもがいて爪で引っ掻いた傷が無数についていて、爪が何本か折れていた。
あの青白い女の人は亡くなった女の人だったのかなあ…本当の話です。


07.23 (Thu) 01:56 [ 怖い ] CM1. TOP▲

448 名前:1/3[sage] 投稿日:2009/07/18(土) 20:48:03 ID:qIyXYKgA0
二年前の夏休みの話。

友達の田舎が四国のど田舎なんだけど、部活の奴ら四人で旅行がてら泊めてもらうことになった。
瀬戸内海に面する岬の先端にある家で、当然家の真横はもう、すぐそこが海。
皆で泳いだり、浜で遊んだりノンビリして過ごした。

夜中、夜型の俺たちはいつまでも起きて騒いでいたが、「暇だから外行こうぜ!」という話になり、
こっそり家を抜け出して浜に出て海を眺めたりして話していた。
夜の瀬戸内海はどんよりとした闇の中で静かに揺れていて、遙か対岸の岬に小さく見える光や本州に向かう暗い波間、それは綺麗でもあるけれど逃げ出したくなるほど陰鬱に不気味でもあった。

手持ちぶさただった俺たちは「岬を浜沿いにグルッと回ろうぜ」という事になり、真っ暗な、牡蠣だらけの岩場を、懐中電灯だけを頼りに歩き始めた



450 名前:2/3[sage] 投稿日:2009/07/18(土) 21:00:56 ID:qIyXYKgA0
その田舎の家の子だった友達に「この先、どうなってるの?」と聞くと
確か10分ほど歩けば家をぐるっと回り込んで、裏側の大きな浜につくとの事。
俺たちは真っ暗な岬を進む。
暗闇と波になれてくると、冒険心と静かな海の音に感慨めいたものを感じながら、俺たちは順調に進んでいった。
すると、懐中電灯がぽっと浜辺を照らし出す。
「おっ、早いな、もう裏に回り込んだか」
しかし俺たちがその浜辺に上がってみると、そこは岩場に囲まれ、背後は高いコンクリートの防波堤に塞がれた小さな空き地の様な浜だった。
「ここでちょっと休憩していこうか」
俺らは座り込み、持ってきた飲み物を飲んだりしながらまったりする。
10分、20分程休んだか、突然一人が「しっ!ライト消して!」と強く囁く。
「えっ?」
戸惑う俺たちに、そいつはパッと電灯を奪い取り、ライトを消す。
「何かそこに船がいる」
真っ暗闇の中、そいつはまた鋭く囁く。皆も思わず口をつぐむ。
気配を探ってみると、確かに、前方の暗い波間に、小さな漁船のようなものが浮かんでいる様にも思えるけど、姿はハッキリとは見えない。
なんだかその時は見つかると、勝手に出歩いている事や、余所の浜で遊んでいる事を思って、誰かに見つかると叱られるのでは、と
皆黙って身動きも出来なかった。
静けさに慣れる頃、
「いる」「いるな」
皆ヒソヒソと囁き合う。「すぐ目の前に、船がいるよ」
その時、キイッ、キィッという音が耳にも届き始めた。
波間に浮かぶ小さな船のきしむ音。



457 名前:3/3[sage] 投稿日:2009/07/18(土) 21:17:37 ID:qIyXYKgA0
音は何時までも俺たちのいる浜の目の前をたゆたい、離れない。
一人がてっきり、誰かが俺たちを見つけて様子を伺っているものだと思い、ついに船の気配に向かって声をかけた。
「あの、すいません。僕ら、そこの家に泊めてもらってる者で、ここで遊んでたんです。
夜中に騒いですいませんでした」
しかし呼びかけに対する反応はなく、音は変わらず浜辺を塞いでいる。
「船が勝手に漂ってるんじゃないの?」と一人が立ち上がり、
「おーい、誰かいますか?」と思い切って大声で呼びかけた。しかし返事はやはりない。俺たちは皆立ち上がり、頷き合うと、皆の懐中電灯を灯して海に向けた。
その瞬間、思わず皆、声を上げて後ずさった。
驚くほど近く、すぐ目の前の波打ち際に小さな船が打ち上げられる形で留まっていて、
何よりその船の上。男か女か、老人とおぼしき後ろ姿が一人じっと立っていて、どうやら沖の方、瀬戸内海の闇を黙って指さしている。
俺たちは何を恐れたのか、とにかく押しあいへしあいで浜から飛び出し、元来た方向へと逃げ出した。背後からはただ静かに、船を揺らす音だけが微かに響いていた。

朝。
朝日が昇り明るい中では、夜中の出来事が嘘のように思える。
「何だったんだろうなあれ」と俺たちはふざけて怪談話をちゃかし合うように、あの船の話を繰り返していた。
そこに家の人が小走りで来て、「ごめん、お昼ご飯用意できんわ」と言い出す。
「今朝早くにね、そこの○○さんのおばあちゃんが病気で亡くなったんよ。私らお世話にいかんといかんけえ」

夕方、その家に近所の人が集まり、通夜の用意やらなにやらと慌ただしく働く。
俺たちは近所の子供たちと一緒に集められ、その家の縁側でおにぎりを振る舞われていた。
俺たちは皆、奇妙な視線を交わしあいながら、黙り込んでいる。
俺たちのすぐ後ろ、仏壇に用意された遺影。
闇の中で出会った船の人影とまったく重なるその面影。
俺たちは誰も何も言えずに、遺影に背を向けたまま、夕食を食べていた。


07.21 (Tue) 21:25 [ 怖い ] CM3. TOP▲

436 名前:1/2[sage] 投稿日:2009/07/18(土) 18:30:49 ID:FLHbvI+20
3年前の話で、あるアパートで暮らしていた時のことです。
そのアパートは一階建てで、部屋が横に三部屋並んでいます。
一号室、二号室、三号室といった具合です。

大きな交差点が近くにあるため、騒音になかなか慣れず、
車が少なくなる十二時すぎにしか眠りにつけませんでした。
引っ越してきて十日程して、あることに気がつきました。
毎晩十一時半を少し過ぎると、きまって誰かがドアをノックするのです。

よく聞いてみると一号室から順に三号室まで、
「コンコン、コンコン、コンコン(1から3まで二回ずつ)」と、こんな感じに。
しかし、このノックもほっておけば何事もなく、ただ通り過ぎるだけでした。
毎晩毎晩のことで気になって仕方がありません。
それにノックの最中に人の足音がないということも気になって、
直感で霊と判断しある霊能者に相談しました。


直感は当たっていて、ノックをしているのは
すぐ近くの大きな交差点で事故に遭った4歳の男の子で、
成仏しきれずに話し相手を探しているのだとか。
実際に新聞で事故があり、確かに4歳の男の子が事故にあってます。



437 名前:2/2[sage] 投稿日:2009/07/18(土) 18:35:18 ID:FLHbvI+20
霊能者によれば、ノックをやめさすには誰かが話し相手になってあげて、
話を聞いてやればいいとのことで、早速話し相手になってあげることに決めました。
ただし霊能者曰く、絶対にドアは開けるな、とのこと。
その日の夜、いつも通りノックがきました。
一号室、二号室、そして私の部屋・・。
勇気を出して「コンコン」の後に「コン」と返しました。
その後二人の間でルールを決めました。
YES=ノック一回、NO=ノック無し。数字=回数。

私: 「可哀相に、交通事故だって?」
少年: 「コン・・」
私: 「いくつ?」
少年: 「コン、コン、コン、コン」
私: 「四つか・・・。お父さん、お母さんは一緒?」
少年: 「・・・・・・・」
私: 「そっか・・一人か・・お兄ちゃんが供養してやるから、成仏してくれるか?」
少年: 「・・・・・・・」
私: 「(ちょっとピンチ)あ、そうそう友達はできたか?」
少年: 「コン。」
私: 「それはよかったじゃん!今来てるの?」
少年: 「コン。」
私: 「ふぅん、そっか。何人いるの?」


ドア: 「ドンドンドンドンドンドンドンドンドンドン!!」

あまりの怖さに布団に包まってしまいたよ。
しかし、この日を境にノックはされなくなったのです。
少年は成仏したくないと言ったはずなのに・・・・・


07.21 (Tue) 15:12 [ 怖い ] CM6. TOP▲

317 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/17(金) 23:08:27 ID:vlmqv93S0
自分的に衝撃的な体験をした話します・・・。
初書き込みなんでしょぼいのは許してください・・・・。

自分が19の時の話なんですけど大阪の有名な繁華街の居酒屋でバイトしてた時の話です。

時給は1200で深夜は1400と貧乏だった自分には魅力的な条件で、募集して即面接、採用というながれでした。
自分的には「おぉ、即採用ラッキー」ぐらいの認識でしかなかったですね・・・。

はじめの2~3週間は何事もなく、むしろ優しいバイト仲間や店長、条件のいい時給に「なんだよ超当たりバイトじゃんか!」
なんておもいながら働いていました。
3週間位たって自分もそこそこ動けるようになりました。
いつもと一緒の時間にバイト行くとシフトに入ってるバイトさん達がその日4人中自分以外全員休んでました。
まあ平日だったし、店長のフルサポートのおかげで店は回りました。

23時位に一息つけて、飯食ってたら店長が横で飯食い始めました。

「すまんな~たまにこんなことあるんだわ~、○○(自分の名前ですw)はへいきか?」
なんて言うんで
「楽勝っすw」
なんて返したら店長が
「ん、まあそういう事じゃないんだが・・・まあもうちょっとがんばろうやw」
なんて言って仕事に戻って行きました、

自分はその時「?」でした。
何がそうゆう事じゃないのか
自分が何を思って返事をしたか知ってて「そうゆう事じゃない」と言ったのか。


07.21 (Tue) 00:19 [ 怖い ] CM8. TOP▲

129 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/07/16(木) 15:56:55 ID:TObTfH3o0
タイで観たドキュメンタリー番組。

地方の青年が、削岩工事中に削岩機に弾かれた薄い岩片に顔面を縦に真っ二つに割られた。
本当に鼻筋を通すように真っ二つにされて、分かれた顔面は左右に大きく開いてる。真っ正面から脳がモロに見えてて、
眼球も中から見える感じ。もう助かる助からないじゃなくて、「早く楽にしてやれよ!」ってレベル。

テロップで「そして翌日…」

友人等が駆けつけた病室、
顔の中心を縫い合わされて、談笑する若者。医療用テープみたいなので傷を覆われて鼻血を排出する管が鼻から出てるけど、顔色とかは普通で
「いてて…ったくひどい目にあったよw」みたいな和やかなテンション。

医師による解説で、人体の中心線は意外と切開程度なら大したダメージは残らなくて、
顔にしろ腹にしろ、筋肉の中心接合点だから縫い合わせるのも楽で
特に後遺症も残らないとの事。
若者は「顔が開いてる間、視野がすっげえ広くなって、前向いてるのに後ろ見えるんだぜ!
草食動物とかすごすぎwwww」
みたいに楽しそうに話してたのが印象的だった。

人体ってすげえな~と思ってたら、エンディングで下の方にテロップで
「怪我の順調な回復にも関わらず、彼は脳への感染症で半年後に亡くなった…」って出てきて、
結局何だったんだこの番組はって思った


07.20 (Mon) 20:32 [ 怖い ] CM5. TOP▲

55 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/02/15(日) 18:41:04 ID:SuaS2h2C0
では投下します。長いです。

自分はいわゆる理系で、しかもオカルトとは正反対の化学を研究しているのですが、昔から占いとかオカルトとか
そういったものが好きでした。でも、自分には霊感はないんだと思います。
だから今年の夏休みまでそういった体験とは一切無縁に生きてきました。今思えば幸せでした、その方が。

大学のゼミにAさんという同級生がいます。東北から来ている人で、物静かで上品な感じの人でした。
私はAさんと親しくなりました。親しくなって分かったのですが、Aさんは霊感の強い人でした。
アパートに遊びに行った時も、きっちりと片付けられた部屋の隅に大きなお札がドドーンと飾られていました。
(モノトーンで綺麗に統一された部屋の中で、それはかなり異様な光景でした)
そして不思議なことなのですが、よく分からないものを使ってする占いがとても良く当たる人でした。
しょっちゅう色々なものも見てたみたいで、せがむと色々と話をしてくれました。

若干奇行がある人だったんですけど(姿が見えないと思ったら外で木に抱きついてたり、蜘蛛に話しかけてたり)、
学科が学科なのでオタク系・電波系も多かったし、Aさんは優秀な人だったので、皆「ちょっと変わってるよね」と
いう程度の認識で、特に避けたりすることもなく普通に付き合ってました。

前振りが長くてスミマセン。次から本題です。



56 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/02/15(日) 18:41:19 ID:SuaS2h2C0
去年の夏休み、私を含めて四人でAさんの母方の実家に遊びに行くことになりました。
そこはいわゆる山村で、最寄り駅からも車で山道を30分以上行かないと着かないような山奥でした。
(庭先に平気で熊が出るような土地だそうです)
今はAさんの祖父母が二人で暮らしてるのですが、近くに湯治場もあるし、Aさんも「おいで」と言ってくれたので
皆で遊びに行くことにしました。以下、B、Cとします。

その家は裏がすぐ山になっていて、そこにはAさんの話に出てくる祠や御神木がありました。
頂上に昇るまであまり時間がかからない低い山でしたが、最初に登った時夏なのに酷く空気が冷たく感じました。
Aさんは祠や御神木を見せてくれて、「この山を守ってくれてるんだよ」と言ってました。
何だかひぐ○しの世界だな!とBとCがはしゃいでたのを覚えてます。
その後下山したのですが、行きには気付かなかった細いわき道が途中にありました。
「何?」と聞くと、Aさんは「あの先に行ったことはないけど、絶対行っては行けないって言われてると言いました。

行ってはいけない、と言われると行きたくなるもんです。特にBとCはAさんのオカルト話を話半分に聞いている性質の
人間だったので(仲は良かったけど、オカルトは信じない派)、肝試ししよう!と言い出しました。
駄目だといつになく強い口調でAさんは止めたのでその場では皆帰ったのですが、翌日、下の村まで私とAさんが
買出しに行っている間に、事件は起こってしまったみたいです。


07.19 (Sun) 17:20 [ 怖い ] CM14. TOP▲

723 名前:1/12[] 投稿日:2009/07/13(月) 00:28:02 ID:yzLus+8HO
人間って壁をすり抜けたりする事ができるの知ってました?
10の14乗分の1くらいの確率で。
なんか細胞を形成している素粒子に透過性があるかららしいんだけど。
たまたまこないだテレビで見て知ったんだけど、それを見てもう15年くらい前の出来事を思い出してしまって、あの時の現象はそういう事だったのかな…と思って書いてみる事にしました。

俺は珍走団って訳じゃないけど、バイクが大好きで、仲間とつるんで土曜の夜に走るのが好きだったんだけど、同時に心霊スポットも大好きだったんです。

ある土曜日に有名なトンネルに仲間と行ってみた。
そこは入り口付近に桜の木があって、こう書いてある。
「コノキ二ノボリシモノノロイアリ」
この木に登りし者呪い有り、という意味で、おそらく近所の人がたむろする若者を迷惑に思って刻んだのだろうと推測できるのだけど、ほとんどの奴は怖くて登らない。
そんな中一人だけ上半身裸で木に登って上着を振り回している奴がいた。
そいつが今回の話の主人公ヨッシーって奴なんだ。



724 名前:2/12[] 投稿日:2009/07/13(月) 00:29:48 ID:yzLus+8HO
ヨッシーは時代遅れの改造バイクに乗ってシンナーを吸引しているような痛い奴で、仲間内では浮いているほうだった。
みんなヨッシーを無視してトンネルの写真を撮ったりしていた。
携帯とか無くてインスタントカメラで撮っていたんだけど、撮影者がおかしな事を言い出した。
「あれ?フィルムが巻けない」
3枚くらい撮った後カメラが壊れたらしい。
「おいおい霊現象かよ?」みんなが騒ぎだした時
ドサッ!
暗闇で音がした。
「いててて…」
なんとヨッシーが桜の木から落ちてた。
みんなは爆笑して場が和んで、その場はうやむやになって帰宅したんだけど、一週間後、カメラの持ち主が厄介な問題を持ち込んできた。
3枚撮れたトンネルの写真を現像したらとんでもないモノが写ったと言う。
とりあえず家に呼んで見せてもらったら、焦った。
トンネルの地面に無数の頭蓋骨が写っていたから。
そのトンネルは朝鮮人労働者が何人も死んだという噂があって、出口から差し込む光が2つ写るといってGOROという雑誌に掲載されてから一躍有名になったトンネルなんだけど、頭蓋骨の山が写った話は聞いた事がない。


07.18 (Sat) 12:41 [ 怖い ] CM8. TOP▲

696 名前:まったりと1/2[sage] 投稿日:2009/07/12(日) 21:34:13 ID:OPy0jt4p0
俺の嫁が学生の頃の話。

オカルト研究サークルに入っていた嫁の友達K子が、心霊スポットについての噂を仕入れてきた。
東北地方某県の山中に、周囲を注連縄で囲われている廃神社があり、
それを一人でまたぐと帰ってこられなくなるという。
検証するべくメンバーである男子学生P太が一人でその場所に向かったところ、
はたして彼とは連絡が取れなくなった。
心配したサークルのメンバー一同は、皆で様子を見に行くことにした。
そしてそこで嫁とK子が体験したのが次のようなもの。

嫁はそこそこ霊感があるもののお払いとかはさっぱりなので、
出発に際して霊感が強い先輩に同行してくれるよう頼んだ。
K子の情報通りの場所には確かに注連縄で囲まれた神社らしきものがあり、
P太がここに着たであろうことも間違いないように思われた。

先輩はその神社を見るや苦い顔をして、
「ここにはいるのは怖い。」と入るのを拒否した。
しかし仲間の様子が心配なメンバーとしては、ここで引き下がるわけにもいかない。
注連縄を超えて進もうとする彼らに、先輩が言い聞かせたことには、
「この注連縄の中には、強力な力が満ち溢れている。
 これに一度とらわれたら、自力で抜け出すのは難しいだろう。
 この力に付け入る隙を与えないために、
 彼を連れ帰りこの注連縄を超えるまで、決して会話を途切れさせてはいけない。
 大人数で入って会話には入れない者がいるのは危険だから、二人で入るのが一番だと思う。」

その場にいたメンバー中嫁とK子が最年長の女性であり、
「おしゃべり」なら男性より女性の方が得意だろうということで、
二人がペアになって中に入ることにした。
話す内容は何でもよく、二人は趣味やスイーツ(笑)やファッションなど、
ありとあらゆる事を話しながら進んで行ったが、
途切れさせてはいけない、という義務感や、
心霊スポットのただ中にいるという緊張感から、精神的にかなり苦しかったそうだ。



697 名前:まったりと2/2[sage] 投稿日:2009/07/12(日) 21:34:59 ID:OPy0jt4p0
鳥居をくぐり、拝殿のような所に辿り着いた嫁が戸を開くと、
ぼんやりした暗闇の中、探していたP太がこちらに背を向けて座り込んでいた。
嫁が目を凝らすと、彼をコの字に囲む古びた日本人形が多数見え、
そして嫁とK子の声に交じって、彼がぶつぶつと何か呟いているのが聞こえる。
二人に促されると、彼はぼんやりしながらも立ち上がり、のろのろと外へと歩き出した。
そろそろ話すネタも尽きてきた二人は焦り始め、
K子はP太の腕を掴んで走り出し、嫁も後に続いた。

息を切らしながらも会話をつづけ、ようやく注連縄と応援する仲間たちの姿が見えてきた。
一足先に縄を跨いだK子は、話し続けなければならないという緊張から解放されたためか、
ひとつ大きなため息をついた。
そして会話が途切れたその瞬間、嫁はまだ縄を潜っていなかった。
投げかけた言葉に返事がなかったその時、
耳のすぐそばで何人もの人間が大声で怒鳴るような大騒音が、嫁の耳に飛び込んできた。
驚いて耳をふさいだが声は全く小さくならず、
激しい頭痛と恐怖で頭がおかしくなりそうになって、思わずその場にしゃがみそうになったとき、
先輩が目いっぱい手を伸ばして嫁の腕を掴み、強引に縄の外に引っ張り出してくれた。

縄を超えた瞬間、その声は嘘のように消え去ったという。

嫁は呆然としてあたりを見回したが、自分たち以外の人間の姿は見えず、
そしてその場にいた誰も、嫁が耳にした声は聞いていないという。

P太はしばらく呆然としていたが、帰りの車の中で徐々に自分を取り戻し、
何があったのかを話してくれた。
といっても、あの縄を超えたとたんひどい耳鳴りと頭痛がして、
その後気がついたら仲間に囲まれて神社の外にいた、ということしか覚えていなかったが。
嫁は持前の霊感のせいか分からないが、P太には分からなかった声の内容が聞き取れたようで、
なんでも「帰さん」「新参だ」「ここにいろ」というような事を言っていたらしい。

彼はその後先輩の勧めで、お払い兼お勤めみたいな感じで、
夏休みいっぱいどっかの寺で過ごしたという。


07.18 (Sat) 00:51 [ 怖い ] CM3. TOP▲

607 名前:同じ霊(1/6)[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 15:13:12 ID:yWSXmagA0
心霊サイトってあるじゃん。散々既出の心霊写真やら心霊映像やらをまとめて動画にして、
次々に貼り付けてあるブログ形式のサイト。
暇な時にしばしば見てるんだけど、一つ妙なことに気付いたんだ。

それは、心霊写真・心霊映像共に、「複数にわたって同一の霊?が写り込んでいる」ということ。
どういうことかと言うと、例えば屋根裏を撮った映像に浮かび上がった白い顔が、全く別の観光地の映像にも写っていたり、というふうに。(心霊動画をよく見る人には心当たりがあると思う)
それらは大方「ほん呪」シリーズが出展であるので、発見した当初は
「プッ、これで合成って丸分かりじゃんwバカスww(それでも見つけてすぐはゾッとしたw)」ぐらいに思ってたんだけど…



608 名前:同じ霊(2/6)[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 15:13:56 ID:yWSXmagA0
ある日、暇だったもので心霊サイトを回っていると、何度も同じ霊に出会った。
切れ長で、それでいて落ち窪んだ腫れ目蓋の太った中年の女。笑ってる。
この写真にも、この写真にも。そのオバチャンは写りこんでいる。笑ってる。
一番寒気がしたのは、高校のラグビー部の集合写真。
そのオバチャンは、一番左手前の選手の右肩の上から小さな顔だけを出し、ニンマリと笑っている。
生き生きとしたピンク色の顔で、半分透き通っている。
この写真に対する解説で、さらに不可解な気分になった。
「この写真を見た選手達は優しい気持ちになった。映りこんでいるその女性は、撮影のあった日に行われた試合に同行できず、その一週間前に病死したマネージャーだったのである」



609 名前:同じ霊(3/6)[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 15:16:34 ID:yWSXmagA0
寒気がした。誰がどう見ても中年の丸々と太った女だ。
ピチピチの女子高校生とはワケが違う。
思わず噴き出したのと、「なんで…!?」という違和感・恐怖が一緒になった。
そもそも、これだけ複数にわたって同じ容姿の女が写りこんでいるのに、なぜ誰もそのことに触れないのか?
心霊現象とはまた違った、戸惑いと不信感に満ちた恐怖がじわじわ来た。

なんだか怖くなったので、その日はUFO映像の巡回に切り替えた。



610 名前:同じ霊(4/6)[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 15:17:39 ID:yWSXmagA0
夜、家族と食事を取った後、恐怖もやわらいだ俺は家族にその一連のオバチャンが写った写真達を見せようとした。
ところが、いくら探しても見つからない。こんなことってあるのだろうか?
躍起になって探せば探すほど、オバチャンが遠くに感じられた。

それから日が経って、つい先日のことなんだけど、漫画本が増えたのでリビングの本棚の整理をしてたんだ。
すると、棚の奥底から心霊写真集の単行本を見つけた。
作者を見ると、中岡俊哉だった。今から30年以上前の本だった。
ページを捲ると、白黒のはっきりしない写真ばかりで俺はすぐに退屈した。

しかしその後、俺は無様な悲鳴と共にその本を取り落とすことになったw



611 名前:同じ霊(5/6)[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 15:18:41 ID:yWSXmagA0
それは、大昔の白黒写真だった。
昭和初期の時代を感じる服装とヘアスタイルの人々が、二列に集合して写っている。
そう、ちょうどあの高校ラグビーの写真のように。
タイトルには「はっきりと女性の姿が…」と書かれてあるものの、一向に分からない。
「えー、どこよ?」と退屈しながら探していると、不意にそいつと目が合った。
探してもすぐには分からない、そいつは写真全体にわたって大きく写りこんでいたのだった。
もう、その目を見た瞬間に悟った。例のオバチャンだ。
「ああ、また…!!」と呻いて俺は本を落としてしまった。



612 名前:同じ霊(6/6)[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 15:20:04 ID:yWSXmagA0
あのオバチャンは霊なのか、それとも半世紀以上にわたって何処かの狂人が同じ女性の姿を写真に合成し続けているのか?
そのオバチャンは写真によって髪型や顔の角度が違う。
ただ、大きな腫れ目蓋と満面の笑みは常に浮かべている。
どちらにせよ、何者かの異常な意図が感じられてなんとも不気味である。

オカルトファンなら必ず一度は見たことがあると思う。
ほんと、あのオバチャン何者なんだろう…?
詳しい人が居れば教えてください。


07.14 (Tue) 00:20 [ 怖い ] CM14. TOP▲

599 名前:2つのトンネル (1/4)[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 14:17:57 ID:AC5u4pXt0
長距離トラックの運ちゃん(名前をAとしておく)から聞いた話。

真夜中の峠道。
・・・普段からよく通る道だったそうだ。
その道の途中のトンネルに差し掛かった時、Aはある異変に気付いた。

いつものトンネルの隣にもう一つ、同じ造り、同じ大きさの、謎のトンネルがあった。

昼夜問わず最低でも半月に一度は通ってる道だから、
新たに開通したトンネルなら、工事の時点で気付いてるはず。
しかしこれまでにその様子もなく、まるで鏡に映したかのようにそのトンネルは突然、そこにあった。
Aは霊感の類などまるでない男だが、この時は「入っちゃいけない」と直感したそうだ。
トンネルの出入り口付近の、パーキング?(広くなってて公衆電話とかある所)に車を停めた。
トンネルを越えないと今来た峠道を戻らなきゃならないし、かなりの遠回りになる。
気味が悪いが思い切って突っ切ってしまうべきか、遠回り覚悟で引き返すべきか、
Aはそのパーキングでしばらく悩んだらしい。

つづく



600 名前:2つのトンネル (2/4)[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 14:18:41 ID:AC5u4pXt0
そうしていると、自分が今来た道を別のトラックが登ってきた。
そのトラックの運転手(Bとしておく)も異変に気付いたらしく、同じようにパーキングへ車を入れてきた。
互いの運転席が隣り合うように停車して、窓を開けて話したらしい。
「長年運転手やってると、妙な事もいくつか経験するけどよ、
こんなのは初めてだ。悪いことは言わねぇ、引き返したほうがいい」とB。
見るからに年上でベテランのBの意見にAは従い、引き返すことにした。
車の向きがにすでに戻り方向を向いていたBが先にパーキングを出て、Aがそれに続く。
Aがパーキングを出て走り出した直後、一台の乗用車とすれ違った。
その乗用車はトンネルに向かっていくわけで、
Aはその車がどっちのトンネルに入るのか気になって、ミラーでその車を追った。
ミラーの中、二つのトンネルの明かりと乗用車のテールランプが見える。
(左右どっちのトンネルだったかはAからは聞かなかったが)
そして、乗用車がトンネルに入った。

つづく


07.13 (Mon) 16:37 [ 怖い ] CM2. TOP▲

517 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/07/10(金) 21:30:07 ID:WVJYkZ1d0
A県の山奥に住んでいた、ある一家に起きた話
もうだいぶ前の話で、当時はまだ薪拾いなんかが普通に行われてたんだな
その家の主も山に入って色々作業してる人だった
ある日いつもと同じように山に入ろうと川縁を上ってたら
道端に大きな白い蛇がいたんだと

そのおじさんは毎日ここで仕事してるわけで
次に遭ったときに草むらで突然噛まれたりしたら嫌だなあと思った
これから山に入るところだから手元には熊手や鉈やら・・・道具は揃ってる・・・いっそ殺してしまえ!と襲い掛かった
大きな蛇だし毒を持ってるかも分からない、噛まれるのは怖い
もうひたすらに頭を狙って叩いた、おじさんも必死だった

蛇も突然襲われてびっくりしたんだろう、逃げ時を失った
やり返す事も出来ず頭から血を流して、体いっぱい砂に塗れながら全身でのたうってる
可哀想だけどもう殺すしかないんだ、早く死んでくれ死んでくれ、叩き続けた



518 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 21:32:35 ID:WVJYkZ1d0
そうこうしてる内に叩いても反応しなくなった、蛇が大人しくなった
あー、ようやく死んだんだなと・・・嘆息した
蛇とはいえ殺生したんで、やっぱり気分は良くない
なんかこのまま蛇の死骸を道に置いていくのは後ろめたいっていうか・・・
丁度横には川が流れてる、そこに死骸を蹴り出して捨てる事にした
ゴム長の横でズズズと擦るようにして川に落としてやった
すると、もう死んだと思ってた蛇が水面をサーッと滑るようにして逃げていったんだと
おじさんは一瞬ゾーッとしたが、これで二度とこの辺には近づかないだろうし
無益な殺生も避けられたんで、まあ良かったんじゃないかと思うことにした
それから暫く何事も無く過ごしてたんだ

おじさんが住んでるところは前述したとおりの山奥で温泉が湧き出る
近くに結構有名な湯治場があるんだ
まあ田舎の事だし楽しみも少ない、毎日の山仕事で体も疲れる
そうすると自然に、温泉でちょっとリラックスしようかってなる
その日も湯に浸かりにいった


07.13 (Mon) 01:23 [ 怖い ] CM7. TOP▲

502 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 19:04:58 ID:h1B9YgXf0
初投下なんで上手にアレできるか分かりませんが、スレまたいでもよろしいでしょうか?

いいですよ。

ありがとうございます。では。
-------------------------------------------------------------------
自分、霊感0。霊体験も0。
だから怖い怖いといいながら洒落怖を見てしまうのさね。

何年か前、当時大学生の親友のAから奇妙な頼まれごとがあった。そう…ちょうど、こんな蒸す季節のこと。

「俺の母方の実家に一緒に行ってくれ。」
『ボク…男の子だよ…本当にいいの?』

なんでも、前年20歳になるときに母親に連れて行かれた実家に、どうしても今年も行きたいとのこと。

ところが母親は用事があって外せず、かといって一人もイヤだというので
高校生の頃からの付き合いだった自分にお鉢が回ってきたのだ。

『お前も変わってるよな、母方の実家に友達連れて行くかね』
「まぁ他にいないっつーか…全員断られたから。」
そりゃそうだ。

Aの母方の実家ってのは、とある山間のちっさい村で、ドがつく田舎だった。でも電気水道にネットまで通ってるんだけどさ。

列車に揺られて10時間とかそういうレベル(大半が待ち時間だけど)だったので、
手持ち無沙汰ということもあって、ぽつぽつと、去年あったという話をしてくれた。

去年、Aは20歳になるときに必ずその村に来るように、と、かたくかたくかた~~~く
母親に言われていて、心底イヤイヤついていったんだそうだ。



503 名前:502[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 19:07:51 ID:h1B9YgXf0
自分も見てきたけど、本当にド田舎。娯楽施設なんてありゃしない。
まぁそれでも結構な家柄の母親の手前、成人した息子をお披露目に…とかそういう話なんだろな、と、連れられて村に来たんだそうだ。

案の定、実家についてもすることなんかない、漫画なんてあるわけない。
ゲーセンもなければPS2もおいてない。コンビニも山2つ越えたところにあるとかないとかそういう世界。
その割に来客もないし(祖父母に挨拶したくらい)俺何しに来たんだ?っていう感想だったそうな。

さすがにゴロゴロし飽きたのか、家を出てお店のある辺りまで散歩していったんだと。
そこで、それは起きた。

駄菓子屋みたいなところに入って、声をかけたら
「もうウチは閉めるよ!帰って!」
と追い出され、自販機もないし、何か飲むものをと思っても売ってくれなかった。

ヨソモノ嫌いにしたって程があるだろ、と、さすがにカチンときたA。
店先にジュース出してたオバチャンに食ってかかったそうだ。

「なんなんすかここ!なんで売ってくれないんです?俺なんかしたっつーんですか!」
と怒鳴りつけると、そのオバチャンは目を合わせないどころか、顔をこっちに向けようともしない。

「ちょっと!」
と、声を荒げたところ、いきなり

「ぎゃぁあああ~~!!助けて~~~~!!!○△やぁ~~~!!おとうさ~~~ん!!!」
と、ものすごい声で叫び出したという。


07.12 (Sun) 15:38 [ 怖い ] CM8. TOP▲

270 名前:俺の体験した話1[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 00:27:42 ID:MDJEHio50
俺の体験した話。

俺のじいちゃん家は結構な田舎にあって、子供のころはよく遊びにいってた。
じいちゃんは地元でも名士?っていうのかな、
土地を無駄にいっぱい持っててそれの運用だけで結構稼いでたらしい。
だからじいちゃんとばあちゃんはちっちゃな畑で自作するだけで暮らしてた。
土地をめぐってやくざとトラブルになることもあったけど…この話と関係あるかは判らん。

俺が小学5年生のときのこと。
俺と弟(二歳下)は毎年夏休みになるとじいちゃんちに1~2週間泊まるって習慣があった。
けど俺らはまだガキだったから、じいちゃんちの障子を破ったり、クレンザーまき散らかしたり、
ひどいいたずらばっかやってた。
俺の両親はそれに激怒して一度出入り禁止にされそうになったんだけど、
じいちゃんたちは俺ら兄弟をえらく可愛がってたらしくて、やめるなって逆に両親を説得してた。

まあそれでその年も泊まりに来たんだけど、そのときの話。

じいちゃんちの家の裏には畑があって、その隣にちょっとした林(雰囲気は森)がある。
で、森の真ん中には池があって、鯉を飼ってた。
弟が釣り好きだったんで近くの湖で鯉を新しく釣ってきて入れることもあったんだけど、
そんな時じいちゃんたちはえらく喜んでくれた。
まあ結構釣る→入れるって感じでがんがん追加してたんだけど、池が鯉で一杯になることは決してなかった。
じいちゃんたちは「猫が食べちゃうんだよ」って説明してたし、俺らもそれで納得してた。

あるとき、森の池を釣堀に見立てて釣りをしようって話になった。
俺は釣りに興味はなかったけど、じいちゃんたちに「裏の池には絶対一人で行くな」
って言われてたから弟についていった。
俺んちは結構熱心な仏教徒で無益な殺生はタブーだったんで、釣りっていっても
キャッチアンドリリースか鯉こくとかにして食うかが基本、子供ながら無駄に殺したり
はしなかった(だから弟も鯉を殺さずに池に持っていってた)。



271 名前:俺の体験した話2[sage] 投稿日:2009/07/07(火) 00:29:19 ID:MDJEHio50
で、一匹釣ったところで、俺が「鯉に洗剤掛けたらどうなるか実験しようぜ」
というあほな実験コーナーを提案した。
俺の提案にだいたい悪乗りしてた弟も賛成し、実験の結果、当然鯉は死んでしまった。
死んだ鯉を見て子供心にも多少罪悪感はあったけど、「ほっときゃ猫が食べるだろ」
と思いそのまま放置して帰ることにした。
けどここで弟が「兄ちゃん、猫が鯉食うとこ見ようぜ」というこれまたアホな提案をした。
まあ俺も動物番組でライオンがシマウマを襲うシーンをカッコいいとか思ってたので
生で見るのも悪い気はせず、近くの茂みに隠れて様子を伺うことにした。

しばらく潜んでると、森の奥側(畑と反対側)にある一番でかい木ががさがさと木の葉を揺らしだした。
当時俺は猫の生態を知らなかったので、ああ猫は木の上に住んでるんだなーと思いながらぼんやり見てた。

突然、隣にいた弟が「…猿」とつぶやいた。

俺は「へ?」と思いその木の上のほうを見上げると、確かに何かいた。猫にしてはでかい。
いま思い返すと、その獣は夏であるにもかかわらずやけに毛深かった。
その獣が、樹上から地上に向かって木の幹にへばりつくような感じで、「頭を下にして」降りてくる。
どことなく爬虫類を思い出させるような、いやな感じの動きだった。

その「なんだかよくわからないもの」は、ゆっくりと池に向かって歩いてきた。
俺はいつの間にか体が震えていることに気付いた。隣を見ると、弟も顔を真っ青にして体を震わせている。
その生き物が近づいてくるにつれて、何か人の声のようなものが聞こえてきた。
耳を凝らすと、そのけものが何かつぶやいている。
「……………もの。……………もの。………………もの。………………」

なんだ。何を言ってるんだ。俺は当初の目的を忘れ、ここから逃げ出したくてたまらなくなった。
弟が一緒じゃなかったら、漏らしていたかもしれない。そのくらい怖かった。
やがてそのけものが近づいてきたときに、顔と呟きがはっきりと判った。


07.12 (Sun) 02:07 [ 怖い ] CM10. TOP▲

214 名前:土着信仰[sage] 投稿日:2009/06/22(月) 04:24:58 ID:tBdN5rFB0
俺文才ないし、誤字脱字もありまくるかもしれないが、カバーしてほしい

えっと、俺の親の実家の墓には、明治以前の遺骨が入ってない
何故かというと、その実家がある山奥の集落には独自の土着信仰があってなかなか仏教が定着しなかったから
というか、明治まで寺という概念がなかったらしい
その『土着信仰』なんだけど、けっこう特殊な物だった
とあるホラーゲームの影響で、俺は学校のレポートの題材にそれを選んだ
そもそも土着信仰とは、外界との交わりのない集落において発生する集団睡眠が発展したようなものだと俺は思っていたから、その『土着信仰』を信じてなかった
正直霊的な物とも無縁だったから、この話を洒落怖スレに投稿する事になるとは思ってなかったけどね
まあ、それでその『土着信仰』は、簡単に言うと山を信仰していたという感じのものだった
その、俺の祖先ともいえる人々が住んでいた集落は山に囲まれたところにある
もちろん海なんて馬鹿のように遠いし、前述のように仏教より土着信仰が定着するような世界だったから
食料はほとんどが山の幸だった
魚も山の川で取れる物、畑も山から流れ出る川の水が必要不可欠であったし
季節の山菜も大切な食糧であった、もちろん猪や熊といった動物の肉も山無くしては得られない
山に支えられて生きてきた集落だったから、独自の『山中心の輪廻思想』が作られた
山の作った糧を得て、生活を営み、死んだら山に還り、山の養分となり糧を生み出すって感じ
そこで、また独自の埋葬方法が生み出された
それについては、後で述べたい

ただ、俺は集落で聞き込むうちに、山が神格化さていた訳ではなく
山に住む神様に対する信仰があり、そこから『山中心の輪廻思想』ができていたと知った
それが問題だった



215 名前:土着信仰2[sage] 投稿日:2009/06/22(月) 04:27:24 ID:tBdN5rFB0
その山に住む神様を、俺は簡単に『ヤマガミ』と呼ばせてもらう
そのヤマガミ様の何が問題かというと
よくある鶏が先か卵が先かの話に例えたい
信仰対象であるものが同じもの、山=神様、の場合
鶏=卵、であり、どちらを先にしてもどちらも同じものなのだから問題ない
しかし、山=神様でないとすると
山が先にあり、信仰されていたから、そこに神様が生み出されたのか
それとも、神様がいたから、その山が信仰の対象になったのか
と、鶏が先か、卵が先かの問題が始まる
聞き込みを鵜呑みにするのなら、後者で間違いないのだが
俺は山に住む神様だの、幽霊だのに俺は会ったこともないのだから信じていなかった
集団催眠として扱うのなら圧倒的に前者のほうが楽だったこともあり
俺はそのヤマガミ様の調査を始め、存在を否定しようとした

まず、以前聞き込んだ家も含め家々を訪ね、ヤマガミ様について聞き込んだ
『おじいちゃんのおじいちゃんが見たことがあると、おじいちゃんから聞いたことがある』byよぼよぼのおばあちゃん、といった骨董品的な目撃情報や
ご丁寧に目撃した人物、場所、時間、ヤマガミ様の格好、反応をまとめて本のようにされた物もあった
結果、2日かけて目撃情報を集めたのだが
面白いことが2つ分かった

が、その前に、その集落独自の埋葬方法について説明させてほしい
死んだ人間を棺桶に入れる所までは変わらないが
その棺桶を、故人の家族が交代で担ぎ、近所の村人たちが鈴を鳴らしながら
山の中腹辺りにある割れ目まで運び、棺桶ごとそこに投げ込むといったものだ
その割れ目がかなり深いものらしく、底に落ちて行った棺桶は山と融合し
死者は大地に還る、ということらしい
割れ目の淵には石の塔があるのみで、墓というよりは儀式の場所に近いものと聞いた


07.11 (Sat) 19:18 [ 怖い ] CM9. TOP▲

122 名前:最終退室者(1/6)[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 02:54:28 ID:Ji+DSlua0
以前働いていた東京の会社で体験した話…。
この会社は8階建ての建物の6階部分を、ワンフロアー間借りしてオフィスにしていた。
それぞれの階は100人以上が収容できる中規模クラスの建物だ。

この建物のその他の階には、それぞれ別の会社が入っていたのだが、
収容人数に対してトイレの個室の数が極端に少ないため、
非常階段を昇り降りして他の階のトイレを利用させてもらう事がよくあった。

この建物は夜、各フロアーの最終退出者が施錠すると自動的にセキュリティーが設定され、
最終退出の後は2~3分後に空調および照明がすべて落とされてしまう。

エレベーターもその階を素通りし、非常階段の鉄扉も内側からのみ開くようになるので、
警備員を除いて、階段側から共用廊下へ侵入することができなくなるのだ。

当時私の部署は納期直前の時期に差し掛かっていたため残業がひどく、
早朝から深夜まで仕事に縛りつけられていたので、
唯一の憩いの場がトイレの個室になっていた。

夜10時ころになり、一呼吸入れるためトイレで休憩することにした。
同僚から見とがめられるのを避けるため、わざわざエレベーターに乗り、
8階のトイレの個室に入ってしばし携帯電話でニュースを読む。
この8階は、我々の会社と同じくIT関係の会社が1店舗入っていたと思う。

ほどなくして、その階の最終退出者が施錠し、
「ピッ、ピッ、ピッ」という一定リズムの電子音が遠くで鳴り始めた。
自動セキュリティー開始の合図である。

それを意識の外でぼんやり聞きながら構わず携帯を弄っていると、
2~3分後にすべての照明が落とされた。



123 名前:最終退室者(2/6)[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 02:55:09 ID:Ji+DSlua0
ふいに目の前が完全な闇に包まれる。それまで静かに聞こえていた空調の音も消え、
見えるのは自分の携帯電話から発せられるバックライトの光だけだ。

このような状況にはこれまで何度か遭遇していたので、
のんびり慌てずにキリの良いところまで携帯電話を操作して、
いよいよ個室の扉を開けて外へ出ようとしたときだった。
不意に人の声が聞こえてきたのだ。

その声はぼんやりとしていて話す内容まではよく聞き取れなかった。
しかし聞き耳を立てていると、徐々にこちらへ近づいてくるようだ。
最終退出の後、警備員が確認に来たのだろうか?

既に消灯されてから5分以上が経過していたので、
このフロアとは何も関わりのない私がこの場にいるのは極めて具合が悪い。
とりあえず相手をやり過ごしてからこっそり出ようと、
ドキドキしながら聞き耳を立て続ける。

居室以外の共用部分はどの階も造りが同じになっていて、
見るからに安物の実用一辺倒なみすぼらしいカーペットが敷かれている。
そこからトイレに踏み込むと耐水性を優先したリノリウムの床になる。

カーペットを歩けば軽い衣擦れのような音がするのだが、
履物によってはあまり音が聞こえない場合もある。

それに対してトイレに入ればいかなる履物でもすぐにゴムが擦れるような
「キュッ、キュッ」という特徴的な音を立てるため、
仮に忍び足で歩いたとしても少なからず、摩擦音が聞こえるはずだ。

声がいよいよ近づいてくる。しかし相変わらず内容はハッキリとしない。
それどころかとても陰鬱なボソボソした独り言のような声なのだ。


07.10 (Fri) 14:22 [ 怖い ] CM6. TOP▲

487 名前:供養塔1/2[sage] 投稿日:2009/06/25(木) 11:22:33 ID:8BI67mvv0
N県のK大橋。知る人ぞ知る自殺の名所がある。
(↑内容から個人特定に繋がるかもしれないので敢えて伏せさせてもらいます)
あまりの自殺の多さに欄干には4本の有刺鉄線が張られているほどだ。
そして橋の袂には小さな供養等がある。
夏にはかなりの人が訪れる心霊スポットになっていた。

数年前、ちょうど今ぐらいの時期。
まだ夜は薄寒かったが、単車を購入したばかりの俺達はなんとはなしに
「行ってみよう」ということになりそこまでツーリングに行った。
心霊スポットである事は噂に尾鰭が付くほど聞いていたが、実際に訪れたのは初めてだった。
初めてなのに、来たことがあるような妙な感覚だった。デジャ・ヴュってやつだろうな。

話は脱線するが「リング」の小説を読んだことがあるかい?
こんな描写がある。―小説を読んでその場所へ行ってみたいと思う。
そこは描写を頼りに記憶へ描くとこんな場所だろうな、と想像する。
しかし実際に現地へ行って見ると、まず間違いなく想像とは全く違う。と。

だから噂しか聞いたことがないのにその場所を「知っていた」という時はその一度きりだが
それだけで既にかなり怖かったのを覚えてる。

橋の手前にバイクを止め、エンジンを切るとこれでもかというほど静かだった。
国道が遠いせいで周囲の騒音は全くなかった。
橋の下はダムから流れる川になっており、高さは相当のものだった。
夜では下は全く見えない。

暫くいると人間不思議なものでその場に慣れてくるらしく、皆で周辺を探索した。
私の友人太郎(仮名)が調子に乗って橋の袂にある供養塔に右足を乗せ
友人に写真を撮れと促した。いやそれは本気でやめたほうがいいぞと止めたが
聞く耳もたず。結局写真は撮影され、その場では特に何も起こらなかったのでその日は解散した。
数日後その写真を現像したということで見たのだが、特に異常はなかった。



488 名前:供養塔2/2[sage] 投稿日:2009/06/25(木) 11:24:11 ID:8BI67mvv0
その年の夏、その友人達は3人で別の県までツーリングに行った。
俺は仕事で行けなかったため、お土産よろしくと見送った。
そして仕事中1本の電話が入る。ツーリングに行った友人からだった。
こっちは忙しく電話に出る事ができなかったため、後で掛け直そうと思ったが、あまりのコールのしつこさ。
仕事だってわかってるはずなのに…とブツブツ呟きながら電話に出ると
「あのな…」
友人は半分泣きながら話し始めた。
友人達が走っていた国道は見通しもよく、彼らもそんなにスピードを出すタイプではないから
事故はまず起こすはずがない、と思っていた。
ところが事故にあったのだ。道路にひょこっと現れた女の子を避けるために。
いわゆる回避事故。だがその女の子は「飛び出した」ではなく「現れた」のだ。道路に突然。
それは3人全員が見てるから間違いない。
そして太郎は転倒し激しいクラッシュ。二人ともすぐ駆け寄り太郎の身を案じた。
一人がそこで女の子に罵声を浴びせようと振り向くと、誰もいない。
見通しよく隠れるところも一見すると全くない場所で女の子は現れ、そして消えた。
「脚が痛い!脚が痛い!」と太郎はしきりに悶える。
それはそうだろう…太郎の右脚は完全に大腿部辺りから無くなっていたのだから…
そしてどこを探しても太郎の右脚が事故現場から見つからなかったのだ。

さらに驚いたことがある。
その事故から数日後、当時の彼女にアルバムを見せる機会が訪れ
一緒に昔のアルバムから最近のまでじっくり見ていると…
あの供養塔に右足を乗せた写真から、彼の右脚が消えていた。
写真が変化するなんてことがあるのか…心底震えた。

結局太郎は義足をつけ、今は平和に暮らしてはいるが二度とああいう場所には近づかないという決意をしたようだ。
当たり前な話だが、そういう現場に行く際はくれぐれもご注意ください。できれば行かない方が懸命です。
ましてや供養塔にはそれなりの意味があります。知らずに行ったとしても迂闊な行動を取らぬようお願いいたします。


07.10 (Fri) 00:09 [ 怖い ] CM6. TOP▲

83 名前:指さし ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2009/06/21(日) 00:06:05 ID:m2hpAMu/0
小学校のころ、海沿いの青少年の家でクラス合宿があった。
近くの神社までの道を往復するという肝試しをしたあと、あとは寝るだけという時間帯がやってきた。
怖い思いをした直後の妙なテンションのせいか、僕らは男女合わせて八人のグループで建物の一階の奥にある談話室に集まった。
消灯はついさっきのことだったので、まだ先生が見回りにくる可能性があったが、見つかったらそのときだ、と開き直っていた。
なぜならその中に一人、怪談話の得意なやつがいたのだ。普段は目立たないのに意外な才能というのか、とにかく彼の話す怖い話は訥々とした語り口と相まって異様な雰囲気を作り出していた。
僕らは夢中になって彼の言葉に耳を傾けた。いや、その場から離れられなかったというべきか。
畳敷きの談話室は背の低い本棚が壁際にならんでいるだけで、その本棚に車座になった僕らの影がゆらゆらと揺れていた。円陣の真ん中に、彼がろうそくを立てているのだ。
いつもは体育の授業も休みがちで、青白い顔をして教室の隅でじっとしているイメージの彼が、そのときは僕らを支配していた。誰ももう寝ようなんて言い出さなかった。
一人で部屋まで戻れと言われるのが怖かったのだ。
淡々と話は進み、女の子たちの顔が次第に強張っていくのが分かった。男の子の方も半ば強がりで次の話を早くとせがんでいたが、それも恐怖心を好奇心にすり替えようと自分を騙しているのに違いなかった。
ふっ、と話が途切れ、部屋の中に静寂がやってきた。
彼はちょっと休憩というように手を挙げ、持ち込んでいた水筒に口をつけて喉を動かしている。
スン、と誰かが鼻を鳴らし、連鎖するようにスン、スン、という音が静まり返った談話室の中に流れた。
そんな空気にたまりかねたのか、男の子の一人が無理に明るい口調で言った。
「こんなゲームしようぜ」



84 名前:指さし ◆oJUBn2VTGE [ウニ] 投稿日:2009/06/21(日) 00:09:27 ID:m2hpAMu/0
みんな目をつぶって、いま幽霊がいそうなところを同時に指さすんだ……
そんなことを言い出したその子に、男の子も女の子も戸惑ったが「おもしろそう」という彼の一声でやらざるを得ない雰囲気になってしまった。
「じゃあつぶれよ」
言いだしっぺの子がそう言って、僕も嫌々目を閉じた。
急に自分の心臓の音が大きくなる。
「もう指さした?」
そんな声が聞こえ、慌てて適当に指をさす。
いそうなところを感じたわけじゃない。なんだかそれを感じようとするなんてことは、「しないほうがいい」と思ったのだ。
目を開けろ、という声が聞こえて恐る恐る瞼を開く。
キャッという短い悲鳴がした。
ほとんどみんなバラバラの場所を指さしていたが、その中で女の子が二人、ほとんど同じ方向に指を向けていた。
やだあ、なんてふざけてみせているが、声が震えているのが分かった。
「次の話」
と彼がぼそりと言って肩を少し突き出す。
僕らは蝋燭の火に顔を近づけた。車座が小さくなる。
また彼の寒気のするような話が始まり、なぜか不思議な余韻の中で終わる。息を吐く音がそれぞれの長さで微かに聞こえる。
「また幽霊がいそうなところを指さそう」
同じ男の子が言った。ああいいよと強がって別の子が目をつぶる。他のみんなもつられて目を閉じた。少なくともこの僕は、一人だけ目を開けているのが怖かった。
「じゃあ目、開けて」
そう言われて目を開けると、今度は男女のペアが同じ方向を指さしていた。僕は思わずその白い壁から視線を逸らせる。なにか見えてしまう気がして。
その後も彼が一つ話をするたびに、この霊感実験のようなゲームは行われた。
ゲームを言い出した本人も血の気の引いたような顔をしている。けれど誰もやめようとは言わない。全員が抜け出せない繰り返しの輪の中に囚われてしまっているようだった。



07.09 (Thu) 10:48 [ 怖い ] CM9. TOP▲

487 :本当にあった怖い名無し:2008/01/15(火) 18:07:59 ID:XKUV2ywR0
怖く無いかも知れんが実話

前の勤務先の同僚が俺の職場に立ち寄った
お互いに既婚者だが俺らはよく飲みに行ったり遊んだ仲だった
久ぶりに合ったんで近所の茶店に行った

俺が「最近どーよ、悪いことしてる?」
すると彼は笑いながら始めた話はこうだ

一年程前から10歳下の愛人がいてクリスマスは22・23・24・25日と彼女のマンション
で一緒に過ごした。当然自宅に帰らず家庭はメチャクチャ。しかし小学生の娘
がいるので可愛そうに思い25日の19時頃家に帰ることにした。それを止めようと
泣き叫び懇願する女。最後は喧嘩となり、ようやく女を振り切り11階からEVに
乗った。
そして笑いながら更に話を続けた
「マンションのエントランス出て、外に行ったらそいつ居たよ」

実話(特定されるとマズイので数字等は変えた)


07.09 (Thu) 01:10 [ 怖い ] CM6. TOP▲

607 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/05/12(火) 16:15:42 ID:Quz21dpA
赤い女を見た、赤いワンピースを着た真っ赤な女

家が三階にあるんだが窓から見えるんだ、道の曲がり角のとこに赤い女は立っている
最初はなんだアレ?こええ、と他人事だったが毎日深夜の同じ時間に立っていると不気味に思えてきた
そんなんで疲れが顔に出てたのか同じ会社で働く百合子が話しかけてきた
百合子「何かあったの?」俺は彼女にだけは打ち明けた、道の曲がり角に赤いワンピースを着た女が出ることを
すると彼女はそういう類に詳しいらしく色々と相談にのってくれた、次の日、百合子が弁当を持ってきた、
これには魔除けが~と説明してたが理解不能だった、辛かったのだけは覚えている
それから毎週日曜日は午前中からお参りに出かけた、効き目があるかどうかはわからないが従うしかない
午前中はお参り、夕食はファミレスで百合子と相談して帰宅というパターンだった
そして徐々に赤い女の立っている頻度は少なくなっていき、遂にお参り五回目で見なくなった
そのことを百合子に報告したら、「え!?本当?あの赤いワンピースを着た幽霊出なくなったの!?おめでとう!!」
百合子はまるで自分の事のように喜んでくれた、自分もこんなに喜んでくれると嬉しかった

それからというもの、俺は自分の仕事が忙しく、百合子とは疎遠になっていた
しかし1ヶ月後赤いワンピースを着た女が現れだした、しかも毎日、赤いワンピースを着た女はまた同じ場所に立っている
何故だ・・・俺が何かしたか?・・・
また現れるようになってから1ヶ月が過ぎ、俺はもうノイローゼになりそうだった
会社で仕事をしていると、隣に百合子がやって来て
百合子「何かあったの?何かあったんなら相談に乗るよ?」百合子が笑顔て話しかけてきた
「・・・いや・・・何でもない・・・ちょっと風邪をね・・・」
もう百合子には相談出来ない・・・もうこればかりはどうしようもない・・・

そして2ヶ月経った今現在も赤い女は毎日あの曲がり角に立っている


しかし赤いワンピースを着た血まみれの女は一向に現れない


07.08 (Wed) 00:08 [ 怖い ] CM3. TOP▲

32 名前:トロ 投稿日:2001/01/31(水) 18:06
この話は実際に新聞に載ったという前ふりで聞いた話ですが、
私は実際にその新聞を見ていないし何年前かも分からないので、
話を怖くさせるスパイスだと思って聞いてください。

ある高校生の男女各4人が、一人の家に集まって怖い話をしていたそうです。
夜もふけてきた所で、肝試しに行くことになりました。
でも本当の目的はむしろ、男女ペアになって行くという事のほうが楽しみだったので、
場所は安直に彼らの通う高校に行くことにしたそうです。
しかしこの高校は築100年近くたっていたので、行って見ると思ったより迫力があります。
早速男女ペアになって、一組づつ学校の周りを一周することになりました。
構内には入れなかったので、周りを一周するだけならせいぜいかかる時間は20分ほどです。
まず最初の1組が出発しました。皆でひやかしたりしながら、にぎやかに去っていきました。
しかし、20分たっても30分たっても戻ってきません。
2人っきりで何をしてるんだろうかとひやかしながら、2組目が出発しました。
しかし、やはり彼らも帰ってきません。
3組目が出発することになりました。
このころにはさすがに深刻になってきていて、絶対周ったら戻ってくるし、
他のやつらも見つけたら連れてくると約束して出発しました。
そしてこの3組目も戻ってきません。
一組目が出発して、既に時間は2時間以上立っていました。



33 名前:トロ 投稿日:2001/01/31(水) 18:12
とうとう女の子は泣き出しました。
残ったもう一人の男の子が、
「俺が行ってくる。もし30分たっても俺が戻ってこなかったら警察へいけ。
絶対待つなよ。」
と言い残して駆け出しました。
そしてその子も戻ってきませんでした。
残された女の子は泣きながら、それでも1時間待ったそうです。
そしてその足で、警察へと向かいました。
警察官が探しても見つかりません。
しかし夜もすっかり明けたころ、とうとう7人は見つかりました。
その高校にはグランドの端に、古くなった旧体育館があるそうです。
そこのトイレを開けると、7人全員が首をつっていたそうです。
女の子の証言から、自殺する理由がないと思われたのですが、結局他殺の痕跡はなく、
受験生の集団ヒステリーとして片付けられたそうです。

その学校には、これといった怪談話もなかったそうです。


07.07 (Tue) 00:09 [ 怖い ] CM6. TOP▲

65 名前:1/2 投稿日:03/04/19 11:05
幼い日、何てことなく通り過ぎた出来事。その記憶。
後になって当時の印象とはまた違う別の意味に気付き、ぞっとする。
そんなことがしばしばある。

例えば。
小学生の頃、通学に使っていた道は一面田圃の田舎道だった。
途中に寂れたマネキン工場があり、あとはそのずっと先に駄菓子屋が一軒。
人家は田圃の向こうに点在するのが見えるだけ。
マネキン工場は既に廃工場だったらしく、人が働いている姿を見た記憶が無い。
封鎖された敷地の隅にはバラバラになったマネキンの残骸が積んであり、
それが金網越しに見える。その様は面白くもあり、不気味でもあった。
工場の敷地を幅が広い側溝が取り囲んでいて、酷い悪臭を放っている。
濁り、ヘドロ状になった水。無造作に捨てられた大量のゴミ。
ある日寄り道をして、いつもは行かない工場の裏手に回ってみた。
側溝の惨い有様は道路側をはるかに上回っている。
そこで、ゴミに混じって半身を浮かせた女性のマネキンを見つけた。
白く整ったその顔立ちは掃き溜めに鶴といった風情。
引き上げて友達連中が集まる溜まり場に持って行けばヒーローになれる、
とは思ったが、水が余りに汚いし場所も遠いので諦めた。
他の奴がヒーローになったら嫌なので、この発見は誰にも教えずじまい。
それからしばらくは、その人形の様子を確認しに行くのが日課となった。
けれど、哀しいことに彼女が日に日に朽ちて行くのが分かる。



66 名前:2/2 投稿日:03/04/19 11:07
数日も経つと白い肌は薄汚れて変色し、見る影も無くなって来た。
やがて、豊かな頭髪は抜け落ちてまばらに。
艶を失った肌は黒くぼこぼこ。鼠に齧られたらしき痕すら見える。
諸行無常。最早すっかり興味を失った。
最後に見た時には、水面を覆い尽くすゴミに埋もれて、
透明度ゼロの汚水に大部分が沈んでしまっていた。
かろうじて水面に覗いた部分も、水を吸って醜く膨らんでいる。
それはもう、ただのゴミだった。

けっこう日が過ぎてからもう一度見に行った。
けれど、もう、彼女の姿はそこには無かった。
やがて小学校を卒業すると、その道を通ることすら無くなった。


高校3年の夏休み。気まぐれに思い出の場所を自転車で回った。
あの場所にも行った。景色は一変している。
田は潰されて住宅が立ち並び、工場跡は駐車場になっている。
マネキンのことを思いだし、感慨に耽る。
ふと気付いた。怖い考え。
プラスチックがあんな朽ち方をするだろうか?
既にグロ画像を多数目にしている自分。
そこで得た知識ゆえに嫌な考えを振り払えなくなった。
あれは人が腐敗して行く過程そのものだったのでは・・・?


本当の事はもう分からない。
ただ、懐かしい思い出だったものは、今では
見知った人には話せない忌まわしい記憶になっている。


07.06 (Mon) 01:48 [ 怖い ] CM3. TOP▲

541 :本当にあった怖い名無し:2009/03/09(月) 12:27:20 ID:t3UTkwjQ0

トイレで思い出した
自分が小学生だったころの話

当時自分が通っていた小学校には
体育館の男子便所に「使用禁止」という張り紙がしてあった和式トイレがありました
そのトイレの扉には木でかんぬき?のようなものがしてあり
かんぬきを外せば簡単に中に入ることができました

またそのトイレは結構昔からあるようで
その小学校を卒業した中・高校生の人たちも知っていました

そんな感じで小学校の七不思議的なものの一つになっていたので
自分らがそのトイレを使ってみよう
ということになり、まず友達のTがかんぬきを外し中に入りました
そこで、すかさず自分らがかんぬきを扉にしてTを閉じ籠めて
外に出たのです。

それから一時間ぐらい放置して
「そろそろTを出すかw」
というコトになり、Tの反応を楽しみにしながら男子便所に入ったのですが
中はシーンとしていて誰もいないような雰囲気でした

つづく


545 :本当にあった怖い名無し:2009/03/09(月) 12:44:08 ID:t3UTkwjQ0

つづき

嫌な予感がした自分らは急いで使用禁止のトイレの扉を開けました
しかし中にTはいませんでした
その男子便所には体育館に抜ける道もありましたので
Tはどうにかしてトイレから脱出して体育館に行ったのかと思い
探してましたが結局Tはおらず
「家に帰ったのかも」ということになりTの家に寄りましたが
家にもTはおらずその日のうちに教師たちやPTAで探してみることになりました
それでもどこに行ったのかわからずとうとう警察が・・

それから数日後、自分らが閉じ込めたあの使用禁止のトイレから
Tが発見されたとの報告がありました
自分らはTに謝りにいこうとしましたが何故か大人たちは会わせてくれませんでした
その後、Tは学校に来なくなり夏休みが終わった頃には転校してしまいました
理由は家庭の都合と聞かされました

ただ中学に上がったころ知ったのですが
あそこの使用禁止トイレは昔いじめられていた子が自殺した場所だったらしく
その子はいつもひとりぼっちで寂しがっていたそうです


07.05 (Sun) 22:28 [ 怖い ] CM1. TOP▲

26 名前:1/4[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 02:18:21 ID:NrEeA73C0
近所に二つ年上の女の先輩がいた。
勉強は出来るんだけど、それ以外はまるで駄目な上に、異常に空気が
読めなかったり、他人の感情が理解できないときがあったりと、
コミュニケーション能力に少し問題があって学校ではずっと孤立していた。
それでも、いつもヘラヘラと笑っているような人だったけど、内心では
それなりに思うところもあったみたいで、幼馴染の俺には何かと理由を
つけては頼ってきた。
家でも何となく疎まれていたみたいで、家族も先輩の事は俺に任せて
おこうと考えていたようだった。
そんな関係は先輩が先に中学に上がっても続いて、それがなっていた俺は、
わざと嫌われようとして、頼られる度に代償として胸揉ませろとかキス
させろとか迫ってみる事にした。もちろん本気じゃなかったし、最初は
先輩も笑って相手にしなかったのだが、俺が面倒がっているのは本当だと
気づくと、次第に言う事をきき始めた。
現金なもので、ご褒美が出るとなると、今度はこっちから先輩に応える
ようになって、むしろ、それ目当てで向こうの家に入り浸っていった。

先輩の家族も関係が変わった事には気づいたようだったが、厄介者を引き
受けてくれるなら、という感じで半ば黙認状態だった。ただ、先輩の祖母
さんだけは違っていて、居合わせると胡散臭げな態度をとるし、監視する
ような素振りも見せた。
この祖母さんも変わった人で祖父さんを戦争で無くしてからは、稲荷信仰が
全てという生活をしていた。その稲荷も正式に勧請したものではないのだが、
事ある毎にお告げだ何だと家族や周囲に迷惑をかけるので、こちらも厄介者
扱いをされていた。でも、同じような立場の先輩は気にかけていて、普段は
かなり無茶な事でも受け入れてくれるようになっていたのに、祖母さんの目が
あるときだけは、やんわりと拒否してきた。それでも無理に迫ると先輩は断り
きれない場合が多かったのだが、最後の一線だけは絶対に譲ってくれなかった。。


07.05 (Sun) 18:08 [ 怖い ] CM4. TOP▲