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34 名前:営業会社の話(1/3)[sage] 投稿日:2011/01/19(水) 21:09:13 ID:iumaAo9x0
 昔、訪問販売の営業をしていた会社で聞いた怖い話です。分り易い様に小説風に書きました。
 長いですがお付き合い頂ければ幸いです。怖くなかったらごめんね(´・ω・)
 前提:(営業5人程のグループ毎に車両長と云うものが付き、車両長が指示した場所(集合住宅)
に降ろされます。営業はそこで契約まで話を持って行き、車両長が契約書を持ってきて書いてもらう
 と云うシステムです。)


 以前、本社の方にとても業績の良いAという若い男が居た。
 グループBの車両長Gは入社の時から特別Aを気に掛けていて、AはGの車両に乗る事が多かった。
 ある日のこと。その日もGの車両に乗っていたAは、最近調子が良かった事もあり、契約の決まりやすい
新築物件(ファミリー)に優先的に降ろされた。
 しかし、その物件は留守・居留守が多く、インターフォンにすら全然出て来ない。
 まあ、良くある事ではあったので、余り気にせず最後の家のインターフォンを押した。
『はい』
 若い女性の声が出た。美人だったらいいな、と思いつつ、意識しなくても勝手に出てくる挨拶を口にした。
 程なくして玄関を開けた女性はとても感じの良い人柄で、有り体に言えば“決めやすそうな”雰囲気を
持っている。しかも、中々居ない美人。否応なしにモチベーションが上がった。
“これはいけるな”
 これまでの営業である程度の勘が働いたAは、咄嗟にそう思った。話している感じもはまっている。
 Aの予想は当たり、女性は玄関口で話しただけでかなりノリ気で、すんなりと室内に招き入れてくれた。
 カウンターキッチンに通されたAはある事に気付いて顔を青くした。
 天井に、びっしりと、赤ちゃんの写真が貼ってあったからだ。
 それはサイズも被写体も様々だったが、兎に角隙間無く貼られていた。異様な光景だった。
 Aはその光景に恐怖を感じたが、先程まで話していた女性の感じは決して悪く無かったし、むしろニコニ
コと感じの良い笑みと気さくな態度には好感を抱いていた位だった。何より、これ位の事で契約が
取れるかもしれないチャンスをふいには出来無い、と云う思いが一番強かった。


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01.23 (Sun) 01:08 [ 怖い ] CM12. TOP▲

12 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2011/01/17(月) 22:46:43 ID:l9aynWoA0
1946年 雑誌「ニュー・ヨーカー」 ジョエル・サイア氏「ベルリンの手紙」

ある日の夕暮れ近く、勤めからの帰りがけに、一人の若い婦人が、
クネーゼベックシュトラッセのひどく爆破された住宅街で電車を待っていた。
その時、一人の盲目の男が彼女に突き当たった。
彼は背が高く、やつれた中年の男で、黒い眼鏡に古びたセーター、
かかとにまでとどくだぶだぶのズボンを着込み、ステッキで道を探っていた。
もう一方の手に彼は手紙をもっていた。彼は腕に、黒い球三つで作られた
ピラミッドの模様のある黄色い腕章をつけていたが、それは外を歩く時
すべてのドイツ人の盲人や聾人が身につけるものであった。
その盲人は夫人に突き当たったことをわびた。彼女は、別になんでもないと彼にいい、
さらに何かのお役にたつことがあったらと彼に聞いた。そこで彼は手紙を彼女に渡し、
その封筒の宛名に連れて行ってくれますかと尋ねた。
手紙は大変遠いクネーゼベックシュトラッセに住んでいる誰かにあてられたものであり、
それにはよほど歩かねばならないと婦人は彼に言った。
「やれやれ、今日はもうこんなに歩きましたのに。
この手紙を私の代わりにとどけて頂けませんでしょうか?」と彼は言った。
彼女は喜んでそれを引き受け家に帰る途中にとこを通るから少しも面倒ではないと答えた。
盲人は彼女に厚く礼をいい、2人は別れ、盲人は彼女が来た方の方角に杖をついていった。
2、30ヤード歩いたところで、彼女は盲人がちゃんと歩いて行ったかどうか振り返ってみた。
彼はステッキを小脇に抱えて、急ぎ足にすたすたと歩いていたのである。
これがペテンであることには間違いなかった。手紙をもって行く代わりに彼女はそれを警察に差出し、
どうして手に入ったかを説明した。警察が封筒の宛名のアパートに行ってみると、
2人の男と1人の女がたくさんの肉をしまっていた。その肉は医者が検査したところ人間であった。
封筒の中の手紙には、ただ一言、次のように書いてあった。「今日は、この人でおしまいです。」


01.19 (Wed) 22:31 [ 怖い ] CM5. TOP▲

404 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:10:54 ID:6WouyEIX0
10年程前の話

夜中に彼女と峠道をドライブ。
で、大きめの駐車場があったから立ち寄ったのね。
駐車場には他に車が一台停まってたけど人は乗っていないみたいだった。

「?」と思って辺りを見渡すとどうやら展望台があるらしかった。
んでせっかくなんで行ってみっかと山道を登って行った。

10分程登り、展望台に到着、先客はいないみたいだったけど特に気にせず
彼女とおしゃべりしていた。
ふと気づくと展望台からさらに上に登る道があり、なんだろうと二人で登って行った。

山道を登っていくと上から一組のカップルが降りてきた。
「すみません、上になにかあるんですか?」と彼女がカップルに話かけた。
「あ、なんか上にも展望台があるみたいなんですが‥」

カップルの様子が少しおかしかったのが気になったが、礼を言って道を登りかけた、
と、そのとき
「あの、すみません」
カップルのほうから声をかけられた。

つづく


405 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/12/05(日) 21:12:11 ID:6WouyEIX0
つづき

「駐車場に自分とあなたがたの他に車が停まっていませんでしたか?」
カップルに聞かれたが駐車場には自分らとカップルのものと思われる車しかなかった。
その事を告げるとカップルが青ざめた。

事情を聞くと先ほど上にも展望台があるのに気づいて行ってみたが、もう少しで展望台
というところで展望台のほうから子供の声が聞こえてきたという事だった。

男のほうは先客だと思ったらしいが女のほうが絶対に他に車なんてなかったと言って
引き返してきたらしい。

他に展望台に登る道があるとも思えず、
少し興味が出て一緒に確認にいかないかと提案し、展望台まで登ってみることにした。

そして山道を登りはじめたそのとき、

「キャハハハ」

かすかだが山道から子供の笑い声が聞こえた。

声を聞いた瞬間全員ダッシュで山を降り、そのまま車に飛び乗って山を後にした。


山を降りる途中カップルが叫んでいるのを聞いて心底ゾッとした。


「降りてきてる!降りてきてる!!」


そこには二度と行ってないからなんだったのかはわからん。
山ってこわいよね。


01.18 (Tue) 22:26 [ 怖い ] CM5. TOP▲

820 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/10/04(月) 20:45:58 ID:ErsFOF2o0 [1/7]
9年前のある日、釣りに出かけていた兄が顔を蒼白にして帰宅した。
がたがた震えている兄に話を聞くと、「怖い思いをした。○○ガマへ
は行くな。あかんぞあそこは、コワイモンがおる。」と繰り返している。
あたたかい紅茶を飲ませ、母と話を聞くとこうであった。
兄はこの時期いつも釣りに通っているリアス式の湾内にこの日も朝からでかけた。
自分たちは○○ガマといって、このガマというのは平家の落人が日々の生活のため
塩田を切り開いた土地で、この地方にはいくつもそのような何々ガマという地名がある。
照葉樹林に囲まれた湾内の水面は鏡のように静かで湖のようにみえる。
そのようなリアス式の入り組んだ小さな小さな湾のひとつが自分たち家族が通い詰めた場所であった。
自分たちは○○ガマと呼んでいた。死んだ父と兄と自分で小さい頃から通い詰めた場所で、
知り合いなら竿二本。先客がいたら、そこで竿を出すのをあきらめなければならない
畳二畳ほどの小さい石積みがある。そこに行くには上のぐねぐねした細い道から
30mほどの獣道を下りらなければならない。
小場所だけに場所を知られるのを恐れた父は車を少し離れたところにとめて通い詰めるなどしていた。
十年ほど前からここに通うのは我々だけになってもここを発見されるのを恐れ
車は遠くに駐車するようにした。自分たちが小さい頃、父が見つけたこの場所は父が死んでも秘密の場所だった。
しかし、その場所はよくつれるのかというとそうでもなかった。ただし20m先の水深が4mでフラット。
底は砂地で自分たちの釣り方に合っていたし、春夏はうるさいほどウグイスが鳴き、
向かいにある廃業した真珠選別所でまれに漁師が網を干している以外はどこからもみえない。
よって、この場所は、GWでも盆休みでも人は来ず。鏡のような湖面に浮かぶウキを見ていると、
それだけで癒されるような気持ちになるのだ。



01.09 (Sun) 20:21 [ 怖い ] CM10. TOP▲

735 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 15:09:37 ID:twNvbTmv0
先月仕事でホテルに一週間滞在したとき

イベント関連で千葉のホテルに一週間ほど滞在。
普通のビジネスホテルで、滞在して2日目の夜
タバコが切れたので、階に設置されてる自販機で買おうと部屋を出て
自販機の所まで来たのはよかったのだが、小銭が無いことに気づき
フロントまで行って両替してもらおうか、どうか考えていた。

通りかかったホテルの従業員に「何かお困りですか?」と話しかけられ
小銭が無いことを話す。
すると後ほどお部屋にお持ちしますので、お部屋でおまちくださいと言われた。
私は部屋番号と銘柄を告げ、代金は部屋の料金に加算してくれるというので、そのまま戻った。

部屋で一時間くらいかな?待てども全然届かないので、忘れたのかな?といった思いと
夜も遅かったので、寝てしまうかとその日はそのまま寝ました。

翌朝、タバコは外で買えばいいので、さほど気にせず外出。
ホテルの部屋に夕方くらいに戻り部屋に入り、しばらくして、あるものに気づきました。

机の上にタバコが置かれていました…がそのタバコが…
私はマイルドセブンを吸っていて、置かれていたタバコもマイルドセブンなんですが
古いんです。
私が小学生の頃、父親もマイルドセブンを吸っていたため、良く覚えていますが
20年前ほどのパッケージのマイルドセブンが置かれていたんです。

怖いというより薄気味悪く、すぐにフロントに電話をしたら従業員の方が3人ほど
駆けつけてくれ経緯を話しました。

話している内に、従業員が深夜にお客様が泊まる階をうろつくような
事は基本的に無いと言われ、まず持ち物など無くなっていないか確認して欲しいと
言われたので確認し、特に異常が無いと話しました。



736 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/10/03(日) 15:10:34 ID:twNvbTmv0
それと部外者がいたずらで侵入した可能性など考え、安全のため他の部屋を用意すると
告げられ私は泊まっていた部屋より4部屋ほど奥の部屋に移動しました。

置かれていたタバコを渡し、念のため警察にも連絡して調べるとの事で
後味が悪いながらもとりあえず考えないようにしました。

その後数日は何も無かったのですが、宿泊予定最終日の深夜、私が寝ていた所
ドアを叩く音が聞こえました。
寝ぼけてるかと思ったのですが、ダンダン音が大きくなり、深夜に何事かとドアに近づくと
音がやみ覗き穴から外を見たのですが、誰もいません。

流石にドア開けるのは怖かったので、恐る恐るベッドに戻りましたがまた
ドアがドンドン叩かれ、めちゃくちゃ怖いのでフロントに電話をしたら音がやみ、
従業員が駆けつけてくれました。

外から声をかけられ、恐る恐るドアを開けると従業員が一人、表情が優れていません。
その時に外側のドア部分を見たら、炭のような黒い汚れで手形が何箇所もついていました。

すげー怖くなって、ホテルがまた部屋を用意するというのを振り切り、漫画喫茶に避難。

結局その後何も私の周りにはおきてないので、あれは何だったのか今でも判らないです。

01.08 (Sat) 12:52 [ 怖い ] CM6. TOP▲

32 名前:元鑑識[sage] 投稿日:2010/09/10(金) 17:11:30 ID:7iQrBMsU0
以前俺が鑑識にいた時の怖い話。

冬の小雨が降る晩だった。確か10時くらいだったと思う。
書類整理も一段落して先輩とコーヒー飲みながら雑談してた。
そんな時無線機がけたたましく鳴った。
「○○町7丁目○ー○ ひき逃げ事件発生」


150 名前:元鑑識[sage] 投稿日:2010/09/13(月) 01:34:50 ID:JwATXYKD0
先輩が「行くか」って言ったのを皮切りに
さっきまでののんびりムードが一転緊張が走った。
当時は自分が運転で雨の中現場まで向かった。
サイレンがけたたましく鳴る中助手席の班長が一言
「こういう小雨の日って決まって変な事が起きるんだよな・・・」
俺は「変な事ってなんですか?まさか幽霊とか ?(笑)」
すると後ろの席の先輩が「そのまさかだぜ」
俺自身怪談ものとか大好きだったので興味深々の中現場に到着。


174 名前:元鑑識[sage] 投稿日:2010/09/13(月) 18:09:09 ID:JwATXYKD0
死亡ひき逃げ事件との話だったので遺体を確認しようと
器材一式を持って班長と制服警官の方に向かった。
班長が「マルガイ(被害者)は?」
すると警官が「あそこです。」と目を伏せながら向こうを指差した。
そこには1台の車が停車していた。
ひき逃げとのことであったがどうやらマルヒ(被疑者)は戻ってきたらしい。
その車の屋根を見た俺は言葉を失った。
頭が完全に潰れた遺体がしがみついていたのだ・・・
さすがに班長も驚いてたがすぐに「現場検証はじめるぞ」と
私たちに言って作業しだした。
マルヒの話では轢いて一旦止まったが怖くなって逃げたとの事。
車を出そうとした時その死体が車にしがみついてきたとの事。
結局科学的に証明できないので偶然轢いた死体がのったという事で
報告書は出されたが検証に立ち会った俺が言う。
遺体の手はしっかりと屋根の上に付いているスキーなんかをのせる
台にしがみ付いていた。
班長や先輩もこんな事いちいち気にするなと軽く言われた。
警察や消防みたいに現場に行く人間はしょっちゅう不思議な体験するからと。
この後も色々あったがそれはまたいつか。
因みに今は地域課だがいろいろある・・・


214 名前:元鑑識[sage] 投稿日:2010/09/13(月) 23:50:18 ID:JwATXYKD0
皆様読んで下さってありがとうございます。
恐らく文章で書くと怖くないかもしれません。
ただ実際に現場にいて目にすると背筋が凍りました。
まだ鑑識に配属され間もなかったので遺体も
見慣れてなかったから余計かもしれません。
また時間があればいろいろ体験談や職場で聞いた
話など書きたいと思います。
ただこれだけは言えます。世の中には説明不可能な事は確かにあります。


01.05 (Wed) 21:47 [ 怖い ] CM7. TOP▲

631 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/09/06(月) 13:41:23 ID:klQDC00q0 [1/3]
これは実際におこった、事件にまつわる話なんだ。
今から15~6年前、当時、俺は10歳だった。
俺の地元は山形県の中でもさらに田舎なところで。
ご近所さんはみんな親戚みたいなもだった。
おおげさじゃなく、顔を見ればどこの誰かわかるような。
戸締りをする習慣すらないような地域だった。

そんな中で、突然殺人事件がおきたんだ。
第一発見者は隣のおじさんだった。早朝、沢にわさびを取りに行ったところ
沢のさらに上流で倒れていた被害者を発見したんだと聞いた。

被害者は同じ地域に一人暮らしをしていたおばあちゃんだった。
よく、乳母車を押して散歩していて、挨拶をするとニコニコ笑って
「天気がいいね~」なんていうやさしそうな方だった。
事件当時、俺はまだ小学生だったが、テレビでしか見たことがない殺人事件
が、こんな身近で起こるなんて信じられなかったし、すごく怖かった。
田舎で起きた事件ゆえに、本当に町の大人たちが蜂の巣をつついた
ような大騒ぎをしていたのを覚えている。
巡査さんが1件1件聞き込みにいっていたが、犯人がわからずにいた。
大人たちの多くは、圏外からきた通りがかりの犯行だったんでは
ないかと噂した。

そして3ヶ月が過ぎようとした時、犯人が捕まったんだ。

巡査さんだった・・・。
借りていたお金と土地を返す返さないで口論になり、その場にあった
ナイロンテープで絞殺して、沢に投げこんだということだった。
だけど、俺は知っていた・・・。
聞き込みに来ていた巡査さんの顔がすごい形相で睨むおばあちゃんの
顔と重なって見えてたから・・・。
でも、それだけじゃないと思うんだ。
続く



632 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2010/09/06(月) 13:42:20 ID:klQDC00q0 [2/3]
ここからは憶測だけど、

巡査さんは確かにお金に困っていたらしい。
でも、借りていたのはそのおばあちゃんからだけじゃないんだ。
ギャンブル好きな人だったらしいのもあり、自宅の立直し代、親の葬儀代、
借りている田んぼの年貢など、いろんなところ(地域の人)から借りていたらしいんだ。
だから、巡査さんは肩身の狭い立場だったらしい。

そして、そのおばあちゃんはいわゆる土地持ちの人。
その土地を無償で、地域の人たちに貸してくれてたらしいんだ。

で、事件当時、その土地を県外の業者に言われるがままに売却しようとしてたらしいんだわ。
それでは困る人が、少なからずいたということ。

そして、葬式の後、その土地は借りていた人たちがそのまま使っているということ。
永久賃借権のような書類があったとのこと・・・。



だから、俺は18で出てきてから、1度も実家に帰っていない。

01.04 (Tue) 20:41 [ 怖い ] CM5. TOP▲

455 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/09/02(木) 16:42:52 ID:E1waNX7w0
私がまだ幼稚園に通っていた頃だと思います。 母とお風呂に入ろうとしたときの話です。

お風呂に入る直前、電話が鳴って、母は「先に入ってて」といって電話を取りにいったんです。
私は一人ぼっちで先に入っていたのですが、話に花が咲いているのか、母はなかなか入ってきませんでした。
私はちょっとしたいたずらっ気で、湯船の中に潜り(といっても深くなかった)フタをして、
母が入ってきたところを驚かそうと思い、待っていました。

しばらく(3分くらい?)湯船の中でじっと待ちかまえてると、お風呂の扉が開いて、母が入ってきました。
ところが母は、フタのしてある湯船には目もくれずにお風呂の追い炊きを始めました。
「なんだーつまんないの」私は思い、自分でフタをあけて出ようとしましたが、なぜか蓋が開きません。
私は「お母さん、開けて!私入ってるの!」と大声で言いました。

ところが母の返事はなく、私の真上、つまりお風呂の蓋の上から軽やかな鼻歌が聞こえるのです。
「ふふふ~ん♪、、は~やく煮えろ~ぉ・・」

驚かされたのは私でした。 煮殺されちゃうの!? 
そうしている間も、漬かっているお湯はどんどん熱くなっていきます。
死ぬのは嫌でしたので、私は必死で叫びました。
「んざけんなよこのくそばばああーーーーが!! さっさとここから出せっつってんだよ!!!! ぶっころされたいのかーー!!?」

と、お風呂の中から必死で押し上げようとしていた蓋が急に軽くなりました。
蓋をどけてお風呂から顔を出してみると、そこには誰もいませんでした。

恐ろしくなってすぐにお風呂から出た私はさらに驚きました。
母は台所で夕ご飯の支度をしていました。
お父さんのが帰ってきてお夕ご飯を食べました。あさり汁が美味しかったです。

あの時入ってきたのは誰だったのか、今でも思い出すと鳥肌が立ちます。

01.03 (Mon) 20:06 [ 怖い ] CM6. TOP▲

409 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2010/09/01(水) 23:30:10 ID:2LIQFObpQ
長くなるんで4回に分けて投下。

俺は物心ついた時から霊感が強かったらしく、話せる様になってからはいつも他の人には見えない者と遊んだりしていた。
正直生きてる者とこの世の者ではないものとの区別が全くつかなかった。
知らないおじさんが玄関から入ってきても誰も気付かず、「おじさんがそこに立っとーよ」と言っては「そげん人はおらん!」と怒られ、叩かれたりもした。
だから俺は怒られるのが嫌で、少しずつ無口になっていった。

ただ1人、俺の味方だったのが爺ちゃん。
一緒に歩いてる時、向こうから歩いてくる男が全体的に灰色がかっていて顔が土気色、そして背中にピッタリと張り付いている黒いもの。
爺ちゃんに「あの人どげんかしたと?何で黒いのしょってるん?」
と聞いたら
「ああいうんはよくよく見とったらいけんよ、ちゃんと区別をつけるようにしんしゃい。人には影が出来るが、あのもんに影はなかろうが。まだ生きとるけどな…」と。

見れば確かにその男には影がなかった。
そして追い風にも関わらず、線香と何か腐った様な強烈な臭いがしてくる。
すれ違う時にはその臭いで何度か吐いてしまったのを覚えてる。

そういうものを何度も目にしたりして爺ちゃんに色々教わっていく度に
「ここには近寄ったらだめ」「あの人には近寄ったらだめ」
と、段々分かる様になっていった。
そして爺ちゃん以外の人には話してはいけない事も。



01.02 (Sun) 18:01 [ 怖い ] CM6. TOP▲